vol.36 会津ツーリング2008① 福島・奥磐梯を走る 五色沼/桧原湖/喜多方 他 | 旅ブログ Wo’s別荘

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 2008年秋のツーリングとして、福島県会津、磐梯山&猪苗代湖へ走ってきました^霧

ご存じ、猪苗代湖のほとりに広がる会津盆地の周辺を、3作シリーズでおおくりしたいと思います。爽やかな秋風と、美しい自然に魅了されました。早速スタートしますグッド!

 

都内を早朝出発、一路東北道を北へDASH!

↑休憩に寄った福島県・安積PA、秋の薄雲が空を覆っていました晴れ

東北道を北上するにつれ、気温がどんどん低くなっていくのがバイクで走ると体感できます。東西に走る東名等にはない感覚です^

 

そして、郡山JCTで磐越道へ分岐リサイクル

磐越道に入り、しばらく走って磐梯熱海を過ぎると、↑磐梯山の見事な姿が正面に見えてきます。ご存じ、民謡に"宝の山"とまで唄われた名山・磐梯山、堂々たる姿です^虹

はるばる来て良かったと思う瞬間です合格

なお、ご当地といえば猪苗代湖ですが、次作以降に訪ねますグッド!

 

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磐越道・猪苗代磐梯高原ICで降ります右下矢印

高速を降りて一般道へ入ると、路傍にススキが揺れていますチューリップ黄

Wo号初の会津ツーリングが始まります^DASH!

磐梯山を右に左に見ながら走ります目


しばらく走ると、↑当別荘的に注目の看板を見つけましたひらめき電球

『名家(みょうけ)駅跡』

当地にはかつて、磐梯急行電鉄という私鉄が走っていたとの事。

猪苗代周辺で産出されていた硫黄を輸送するため敷かれたそうです。

現在のJR磐越西線・川桁駅から分岐していたとの事で、スキー客や登山客の利用もあり、鉱山閉山後は観光鉄道への脱皮も目指したそうですが上手くいかず、1969(昭和44)年に廃線となりました汗

なお、"急行電鉄"という名でしたが電化はされておらず、軌間も762mm(※ナローゲージ)の軽便鉄道規格だったので、速くも無かったようですあせる


磐梯高原ICを降り、まずは猪苗代湖とは逆の方向(※北)へ、磐梯山の裏側を目指して走りますDASH!

R115~R459と進み、裏磐梯・桧原湖へ向かいます馬

 

その途中に~

磐梯山の裏手にあたる、五色沼に寄りますコスモス

↑毘沙門沼をはじめ、沢山の湖沼が裏磐梯に点在しています。これら周辺は個人の土地だとの事です。



1888(明治21)年、磐梯山の大噴火があり、北側の一部が山体崩壊を起こし、その際堰き止められた川が大小数十の湖沼を形成しました。現在では静かに水をたたえる絶景となっていますキラキラ

↑はその中で一番大きな毘沙門沼ですが、湖沼によって水の色が様々に違ってみえる事から、総称として”五色沼”というそうですクリップ

心落ち着く、湖畔のひと時でしたキラキラ

磐梯山爆発時には、当時既に設立されていた日本赤十字社が、現地で被災者の救援活動をしたと伝わります。

↑はその記念碑なんですが、その時の活動が、『日本初の災害時救援活動』と言われています。


↑"営業写真師"、なかなかクラシックな表現ですカメラ

 

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五色沼をあとに、次は~

裏磐梯最大の湖、桧原(ひばら)湖へ向かいますとかげ


しばらく走ると、森の中、静かに佇む湖がみえてきました霧

桧原湖です。

Wo号を停め、秋風に吹かれしばし休憩目

絶景です^

この桧原湖、先程の五色沼と同じく、1888年の磐梯山噴火による山体崩壊で生まれた湖沼の一つですみずがめ座

この日気温15℃、繰り返しですが、ここ磐梯はホント空気が爽やかです^キラキラ



湖を一周してみますかたつむり

桧原湖のむこうに、↑磐梯山が見え隠れします^目



一帯は、磐梯朝日国立公園に指定されています星

あまりに美しい風景に、駐車場を見かける度にWo号を停めてしまいますw^



福島県会津、首都圏からも遠からず、日本もまだまだ探索すべき所が沢山あります^虹


桧原湖で気になったのが、↑"水中ビニールハウス"(?)

同湖の中に約10ヵ所程見掛け、おそらく漁業関係の施設と思われます宇宙人


桧原湖の周囲には↑駐車スペースが多く設置され、撮影等でバイクを停めるのに重宝しました^

そんな駐車場から、↑ペンキで塗られた足跡が・ひらめき電球

足跡につられて行ってみます男の子

かなり長い・

どこまで連れていかれるのかあせる

↑ついに足跡が途切れましたあし

その先にあったのは・

↑の光景です目

磐梯山がきれいに見える、地元おすすめのビューポイントでしたサーチ

"足跡で案内"という面白い発想、これを考えた人素晴らしいw合格

 

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さらに桧原湖の周囲を走りますDASH!

同湖には湖周道路が整備されていますリサイクル




写真を撮りながら1周しました^カメラ

 

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湖周道路から出ると、道の駅があったので休憩しますコーヒー


道の駅・裏磐梯です駐車場

道の駅お約束の、↑"地場野菜即売コーナー"、ここにもありますさくらんぼ

僕はバイクなので大量に持ち帰れないのが残念ですが、車なら大量に買い込んでいたと思いますw

↑なノボリも立っていました、"べこの乳"^

早い話"牛乳"ですがw、ご当地の言葉に暖かみがあります牛



道の駅を出て、国道459号を、次は喜多方市へ向けて走りますDASH!

冬期積雪に備え、↑スノーシェルターが設けられている箇所もありました雪

途中、↑裏磐梯大塩温泉を通過温泉

 

この裏磐梯地域には"大塩"、"熱塩"等、内陸なのに『塩』のつく地名が散見されます。この由来は、江戸期までこの地方では岩塩の採集が行なわれていて、塩が貴重品だった当時、この地域での重要産品だったからとの事メモ

 

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次第に山並みが遠くなり、平地が広がってきました黄色い花

会津盆地の中へ入っていくWo号ウサギ

喜多方市の市街地へ、緩やかな坂を下っていきますDASH!

 

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喜多方市街地に入りました。

喜多方名物、蔵のある古い街並地区へ行ってみます家


観光用の↑馬車と出会う馬

しばらく徒歩で散策してみます走る人


喜多方は会津北部の要衝として、古くから物資の集積地をして栄えました。藩主のいた会津若松市とペアで、いわば"ツインシティ"として発展してきたといえます。

江戸期より、市内に建てられた様々な蔵、その数約2600棟にも及ぶといわれます。

喜多方市は、そんな街並を"蔵の街"として観光資源とし、街並の保存にも努めていますが、カッチリ保全しているというより、自然な感じで立ち並ぶ街並がホッとする雰囲気を出していますグッド!

重厚な構えの蔵を多く見かけました。

最近のスマートな建物には無い、厚みを感じますクマ


喜多方を彩る蔵の街並ですが、多くは現役で商店や住宅として使われ、地方でありがちな"街並の保存は素晴らしいが、人の気配がない"ではないのが喜多方のいいところです男の子


そして勿論、喜多方といえば・

『喜多方ラーメン』です^ラーメン

頂いてきましたニコニコ

次は、↑JR喜多方駅を訪ねます電車

 

前述の通り、会津若松とともに地域の要衝だった喜多方、国鉄時代から磐越西線は当駅まで電化されていました。

かつては、特急あいづ号が上野から直通で運転されていた主要駅です家

 

ちなみに、"喜多方"の由来ですが、元々会津の北端に位置する事から"北方"と呼ばれていましたが、明治の町村制実施で周辺5ヶ村が合併した時、『喜び多い街にしよう』と、喜多方に改字されたそうですグッド!

 

2008現在は人口約5万人弱、数々の歴史的蓄積と豊かな自然や観光資源、そして何より、内陸の地方都市としては恵まれた交通インフラ(※鉄道・高速道路)を生かし、地方創成を目指す喜多方市です星

 

今作ここまでです!

次作、シリーズ2回目ですが、この喜多方市の一番奥、熱塩地区までかつて走っていた旧国鉄のローカル線、『日中線』の廃線跡等を訪ねたいと思います。お楽しみに^パー

 

 

 

 

 

 

(※2021.1 2024.1 文一部修正)