旅ブログ Wo’s別荘

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バイク・鉄道・街ブラ・寺社・ネコ^etc・・
とっ散らかしB級旅ブログ^
~~since 2007.6~~

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ようこそ、B級旅ブログへ^

Wo’s別荘~ 私「Wo」(ウォ~)の、ネット上の別荘ですグッド!


バイク、鉄道、飛行機、バス、船etc..

乗り物何でも好きで休日にはウロウロしないといられない僕Woの、旅行記中心の絵日記を勝手気ままにupしております・メモ

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☆テーマは、下記のカテゴリーに分けています黄色い花

▽『鉄分編』(鉄道)

アメーバ運営より当ブログは”鉄道”に分類されています。全般的に鉄道関連の内容が多くなっています電車

 

▽『ツーリング』(バイク)

鉄道作とともに、当別荘のメイン。愛車CBR650に跨り、全国各地を走ってますDASH!

 

▽『海外編』

近隣国中心ですが、外国で撮ってきた作もupしてます飛行機


▽『国内一般』

当別荘の原点、何気ない街を歩いてネタを見つける”街ブラ”中心の作です。寺社もすきなのであちこち訪ねています走る人


『東海道53次ブラ』 

原則年1回(年明け)、東海道53次の宿場をWo流に歩くシリーズですカメ


▽『バスでブラブラ』

これも原則年1回程度ですが、路線バスをクローズアップするシリーズバス


『た氏の現るシリーズ』

当別荘唯一の異色シリーズw、長年の腐れ縁友である「た」なる人物が出演し、彼が訪問先も企画する作です。閲覧注意(笑)叫び


『滋賀県』

国内一般から派生させたシリーズですが、第二の故郷である滋賀県を訪ねた作はここに集めています波


『いまさらですが』

皆様おなじみであろう有名なスポットを、Wo流に”今更ながら”訪ねるシリーズです目


『離島』

鉄道の通ってない離島にも旅しようと始めたシリーズ^虹


『祭礼』

各地の祭りを撮ってきた作はこのシリーズに入れますおひなさま


▽『記念(メモリアル)』

毎年大晦日におおくりしている”年末特集”(※2018年まではベスト10式)をはじめ、周年やキリ番の際に過去作の総集編等を企画した時の作星


↑現在は上記12種類ですが、今後も情勢に応じて見直してゆきます。


記事検索は”記事一覧”からお探し下さい。
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※現在、下記一部の古い作を非公開としております。
(vol.2 8 26 31)

・では、ダランダラン長いだけの駄作ばかりですがお楽しみ下さい^^コーヒー









 コロナ禍の間お休みしていました『祭礼』カテゴリーを、約4年半ぶりに再開しますクラッカー

 

再開にあたってカテゴリー名を"祭礼・行事"に改め、今後も各地の旅先や、近所^で出会ったお祭りやイベントを、気の向くままWo流に取り上げていきたいと思っておりますグッド!

 

 2024夏、今年も全国的な猛暑になっていますが、そんな中、江戸の夏を彩る2つの行事に行ってみました。去る7月上旬に開催された入谷朝顔市と、浅草ほおずき市です。僕上京してもうウン十年目になりますが、灯台下暗しあせる、両方とも初めて訪ねました。ではスタートします^ヒツジ

 

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前半、入谷朝顔市ですコスモス

地下鉄日比谷線・入谷駅で降ります地下鉄

入谷といえば朝顔市の名で知られているので、同駅ホームの壁には、↑アサガオが描かれています。

地上へ出ると~右上矢印

昭和通り(※国道4号/日光街道)&言問通りの交差点です。

この交差点からが、朝顔市の会場ですブーケ2

交差点には↑アサガオのモニュメントもウサギ

朝顔市は、この交差点から言問通り西側(※鶯谷方面)の歩道沿いに開設されています。その中心となる入谷鬼子母神も言問通り沿いにあります(※後程行きます)ヒマワリ

では早速、朝顔市会場の只中へ男の子

20軒余の出店が、歩道沿いに所狭しと並んでいます^

ちなみに僕この日、早朝から行きました。アサガオなので当然咲くのは朝、朝顔市も早朝からやっています(※2024年は7/6~8でした)。鮮やかに咲く花を見るには、頑張って早朝から行く事推奨です星

ちなみに言問通り、↑都心側の歩道が朝顔市、反対側(※鶯谷側)の歩道には各地のお祭りと同じような飲食の露店が並びます。通りの両側を上手く使い分けているのがgoodです。

朝顔市の正式名は『入谷朝顔まつり』で、露店は日中も営業しているほか、夕方には近くの公園で盆踊りも行われ、地域の夏祭りという一面もある江戸下町の行事です^星空

こんなきれいなアサガオは久々に見ました。早朝から来た甲斐があります^

店員さんの威勢いい売り声が響きます。僕が現地で見た限りでは、売れ筋の鉢は、↑"四色咲き分け"と呼ばれる、一鉢で4色の花が楽しめるものと・

↑パープル系の花が美しい"団十郎"という品種が人気のようでした。あと、花が一般的なラッパ形でなく、複雑な花弁になっている珍しい"変化アサガオ"を扱う店もあります^目

価格は、全店で一鉢2500円と協定しているようでした(※2024)

入谷鬼子母神へ参ってみますカメ

境内も凄い人波あせる

境内にもアサガオの販売が黄色い花

ここで、入谷鬼子母神についてと、朝顔市の沿革について簡単に纏めておきますクリップ

 

入谷鬼子母神、正式名は真源寺といい(※法華宗本門流)、江戸初期の1659年に創建され、名の通り鬼子母神を祀っています。"江戸三大鬼子母神"の一つとされ、江戸の洒落言葉で『恐れ入り谷の鬼子母神』と謳われている事でも有名です^ベル

 

そして同寺主宰の朝顔市ですが、アサガオが観賞用の花としての地位を得たのは江戸中期になってからの事で(※元々アサガオは薬草として中国から入ってきた)、同寺周辺にはアサガオ栽培の農家が次第に増え、幕末あたりから開花時期に"朝顔市"が行われるようになったとの事しっぽフリフリ

 

明治中期に最盛期だったという入谷のアサガオ栽培、しかし東京の都市化進展により次第に栽培農家が減り、1913(大正2)年に最後の栽培農家が入谷を去りました(※郊外へ移転か)

そのため同年以降、朝顔市は一旦途絶しました叫び

 

その後、先の大戦を挟み、戦後再び『入谷で朝顔市を』という気運が高まり、郊外の栽培農家が出店する形で、1948(昭和23)年から復活したとの事です。東京の戦災復興に彩りを添えましたキラキラ

 

そんな歴史を秘めた入谷朝顔市、↑まつり本部は同寺境内にあります。ここで朝顔の和手拭販売や、うちわの無料配布もありますグッド!

アサガオ咲く境内で、善男善女が賑わいの中お参りします^

都バスもこの日は一部で迂回運転、バス停もアサガオの鉢に埋もれていますバス

 

朝顔市をあとに、言問通りを鶯谷駅まで歩きますしっぽフリフリ

↑JR鶯谷駅です。関東ではふつう、"谷"が付く地名は"や"と読ませますが、鶯谷は、西日本風に"たに(だに)"と読ませるのが珍しいと思います(※この他、茗荷谷等の例あり)

 

せっかく鶯谷まで来たので、後半のほおずき市に繋ぐべく、ここから浅草まで寄り道しながら歩いてみたいと思います走る人

 

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鶯谷駅から300m程、↑神社が見えてきました。

ここは・

小野照崎神社です。実は同社、今年から休止になった「た」シリーズの「た」が好きな神社で、僕も何度か連行されてきた事がありw、今回当別荘で初登場させる事にしましたあせる

七夕の飾りが季節感を出しています三日月

本殿の前には↑"茅の輪"が。

↑くぐり方の作法も書いてくれています。夏越しの参詣はまず茅の輪をくぐってから本殿へ参るとの事てんとうむし

境内はこじんまりしていて広くはないんですが、通年沢山の参詣者で賑わっています。現在地に遷座したのは江戸初期ですが、元々の創建は平安期の852年と伝わり、起源はかなり古いようです。

祭神は小野篁との事ですが、菅原道真も祀られているとの事で、その縁か、↑太宰府天満宮から贈られた梅の木もブーケ2

ちなみに、↑梅の右側にある庚申塚は、大阪・四天王寺のもの等と共に、"日本三大庚申塚"に数えられるとの事(※同社HPによる)

又、写真割愛しますが同社には富士塚もあり、関東に数ある富士塚の中でも特に文化的価値あるとの事で国重要有形民俗文化財に指定されています。毎年、本物の^富士山の山開きに合わせ、年2日だけ(6/30-7/1)登れるそうです富士山

 

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照崎神社を出て、さらに浅草方向へコスモス

しばらく歩くと・

合羽橋の道具屋街足あと

ご存じ、飲食店向けの厨房器具等が揃う業務用商店街ですが、近年は一般の人のほか外国人観光客にも人気の街です^パンダ

とはいえ、通りに並ぶ大半のお店はガチの業務用店です^

かっぱ橋道具街の中心、↑合羽橋交差点クローバー

この交差点で、広めの通りの両側に道具店が並ぶ『かっぱ橋道具街通り』と、少し狭めの『かっぱ橋本通り』が交わります。

この辺りが、ザクっと言えば上野と浅草の中間ですパンダ

本通りを東へ歩けば浅草なので、その方向へ。↑スカイツリーも見えています目

本通りにも道具店が並びますが、この日は歩行者天国になっていて何やらイベントをやっていましたキャンディー

露天も沢山出ていて、ここまで来れば浅草が近い事もあって外国人も多数で大賑わいあせる

この本通りの東端が、浅草の西端・国際通りになりますビル

国際通りには、つくばエクスプレスが地下を走っています地下鉄

そして、国際通りを渡ると、そこは浅草^

ちょうど浅草六区へ出ますキスマーク

猛暑の中を入谷から歩いてきましたがw、朝から賑やかな浅草六区。明治より栄え続ける東京屈指の繁華街、今は"浅草ブロードウェイ"の愛称も付けられています女の子

しかしなぜ、浅草でもこの辺りだけが通称"六区"というのか?ですが、この由来を紐解くと明治維新時にまで遡ります本

 

この後行く浅草寺ですが、維新時の廃仏毀釈政策の一環で、寺有地だった同寺の周囲を明治政府/東京府が接収し、公園&繁華街に整備する計画を立てました。江戸期は火除け地の圃場等だったところに街区が整備され、東京府は1884(明治17)年、ここを"浅草公園"として『公園一区~六区』に区割り、その中でも六区が最も歓楽街としての姿へ変貌していきましたサンダル

戦後この区割りは廃止され、台東区浅草○丁目の住居表示へ組込まれましたが、劇場や風俗店が一番集中していたこの"六区"だけは、その後も通称として呼ばれ続け、今に至っているという訳です時計

 

ではここで前半おわり^、後半の浅草寺ほおずき市へと繋ぎますグッド!

 

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朝顔市から数日後、再び浅草へ電車

東武浅草駅から、浅草寺へ男の子

「た」シリーズの過去作で度々訪れている浅草ですが、「た」なしで取上げるのは初です^

ほおずき市の会場は浅草寺の境内、雷門から入りますが、朝から何事かと思う程の人出です。都内でも特に外国人観光客が集まる所なので、雷門に来ると曜日の感覚が無くなりますwあせる

現在の雷門は、1960(昭和35)年に松下幸之助が寄贈したものです。おなじみの↑大提灯には"松下電器"の文字もありますが、昭和期は"大阪系"と"東京系"にハッキリ分かれていた家電メーカー、関東でも売上を伸ばしたいという松下幸之助の願いもこもっていたと思われます。余談ですが、大阪・通天閣の電飾広告は長年、東京系の日立が出しており、広告の"東西交歓"に昭和の名残を感じますテレビ

 

人波をかき分けながら、仲見世をすすみますあせる

仲見世を抜けると、ほおずき市の出店が現れ始めますヒマワリ

緑の葉っぱが鮮やかな、ホオズキの鉢が並びますクローバー

 

ここで、"そもそも、ホオズキという植物とは?"に少しふれておきたいと思いますコスモス

ホオズキは、ナス科の多年草で、日本にも原生していました。昔は根を薬草として利用していたそうですが、"毒と薬は紙一重"との諺通り、毒性もあるとの事。現在は観賞用として栽培され、お盆には先祖の霊を迎える植物としての役目もしていたとの事。

同寺のほおずき市、江戸中期には既に行われていたとされ、"四万六千日"の縁日に合わせ、毎年7/9-10に開催されます。

この"四万六千日"ですが、この日に参詣すれば46000日お参りしたのと同じご利益があるとされます。又、46000日という日数が人の寿命の限界を表すとも言われます(※約125年)

朝顔市と同様、栽培農家が多数出店し、協定価格は一鉢3000円となっていました(※2024)

↑ホオズキの赤い実も売られていました。昔はこれを膨らませたり音を出したりして遊んだとの事てんとうむし

せっかくの四万六千日なので、お参りしていきます宇宙人

現存する江戸最古の寺院ともいわれる浅草寺、場所が良すぎて参詣の人波が年中絶えません。"浅草観音"とも呼ばれる同寺、本尊は聖観世音菩薩で、秘仏です。宗派も『聖観音宗』といい、天台宗から派生した単立宗派です。

伊藤園さんが境内に出していた無料のお茶コーナーで一息ついて、浅草寺をあとにしますお茶

伝法院通りを歩き、先日朝顔市で歩いたばかりの六区方面へ走る人

浅草寺の本坊である伝法院、実は文化財の宝庫なんですが、普段は非公開ですあせる

伝法院通り横の"煮込み通り"で一杯引っ掛けて帰りますwビール

 

両日とも都内は猛暑でしたが、熱中症対策のため午前中に訪ねました。特に朝顔市については花が一番きれいな早朝に行くのがいいと思います。今年も全国的に大変な暑さとなっていますが、どうぞご自愛下さい晴れ

 

 

 

☆浅草・上野近辺 過去作リンク

 

vol.29 異色の新企画始動『 "た" 現るシリーズ』第1の巻 「た」浅草に現るw | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

vol.54 江戸下町再発見 台東区・谷中商店街ブラ | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

vol.128 「た」現る 第12の巻『た、新天地へ?足立ブラ & 浅草・酉の市に現る』 | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

vol.181 「た」現る・第17の巻 目黒酉の市他・た流“三社詣” & 都内年の瀬散策 | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

vol.271 「た」現る・第23の巻 吉例酉の市 今年は下町・ちょっとマイナーな2社へ | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

vol.279 ”いまさらですが”② シャンシャン見た!でもそれだけじゃない 上野動物園の今 | 旅ブログ Wo’s別荘 (ameblo.jp)

 

(※今作は容量まだ余裕あるのでリンク多めw)