「テミスの不確かな法廷」


前橋地裁の裁判官に赴任した安堂(松山ケンイチ)は、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けているが、その事は同僚たちも知らなかった。


全8話で5話まで終わったので、もう後半ですね。

必ずしも真実を言わない当事者と向き合う裁判官として、安堂の特性がプラスにもマイナスにも働くところが上手く描かれています。

他の同僚裁判官、弁護士、検察官、執行官なども上手く絡み合って、いい人間ドラマになっていると思います。


私も法律に関係ある仕事をしていたので、法律の理念や役割は認識しているつもりですが、それを適切に実現するのは司法に携わる人たちです。

だからこそ、安易に予断を持ったり、効率性に流れてはいけないのですが、現実はなかなか厳しいのでしょうね。


終盤残り3話は、過去の死刑判決事件の再審請求という、リーガルもの定番(?)の話のようですが、このドラマならではの切り込み方をを期待します。




「グノーシア」


宇宙船の乗員に紛れた凶暴なグノーシア汚染者を特定しなければ全滅する、という人狼ゲームと、何度も別の世界線の時間を繰り返すタイムループを合体させたストーリー。

2クール目に入っています。


毎回、宇宙船の中で主人公ユーリが目覚めるところから始まりますが、ループする度に設定条件がエスカレートし、主人公ユーリの謎解きスキルも上がっていきます。だんだん無理ゲー化していきますが、根本は人狼ゲームなので、パズルを解くように観ることができます。

しかしこんなゲーム実況みたいな話でいいの?、という疑問が常につきまとっていました。


そんなモヤモヤする気持ちで観ていたら、直近の第16話、ストーリーの根幹に関わる大きな展開がありました。

何故ループを繰り返すのか。

何故グノーシアがいるのか。


うーん、ちゃんと考えていたんですね。(失礼)

残りの話数もまだありそうなので、ここからどう展開するのか楽しみです。




「探偵さん、リュック開いてますよ」


田舎の温泉街で、探偵と発明家をしている一ノ瀬(松田龍平)が、街で起きる奇妙な事件を解決する。


松田龍平さん達オトナが、なんだか好き放題やっている、オカルト若しくはSFコメディ。

最初に観始めた人(私も)は、ゆるいミステリを想定していたと思いますが、かなりのふざけ方で、ちょっとやり過ぎで視聴者に引かれるかも、と心配になるレベル。

パロディネタも満載で、前々回のXファイルのネタはテレビ好きの私には懐かしかったです。

直近回は真田十勇士(一人欠けてましたが)でしたが、冒頭の九勇士の自己紹介シーンで心を掴まれ、その後タイムスリップした勇士が現代に馴染んでいく様子が自然で良かったですね。


こういうドラマを観ていると、私以外にどんな人が観ているのだろうと思います。

心と時間にすごく余裕がある人か、逆に全く余裕のない人が現実逃避のために観るんでしょうか。