「さよならノワール」


犯罪被害者支援室で組むことになった、元暴対係刑事の黒木夏海(小池栄子)と、大学に所属する心理学者の白石絵梨子(北香那)。

犯罪の被害者に寄り添う中で、事件の隠れた真相も明らかになっていく。


4話まで終わりましたが、私の感想としては、今期の夏ドラマで一推しです。


夏海と絵梨子は全くスタンスが異なっていて、最初は絵梨子は頭でっかちで役に立たないと思われていました。

しかし、絵梨子の「被害者を助けたい」という真直ぐな気持ちから出る言動が状況を前進させることもあり、徐々に二人の信頼関係は増し、その過程は面白いです。

事件にも(そんなに複雑ではないですが)ミステリ要素があり、ほろりとすることもあり、毎回満足感があります。


ここからは、夏海に関する問題にも迫っていくと思いますが、強行犯係の鴨居(岡山天音)の不審な動きも気になります。

中盤以降も楽しみなドラマです。


「二十世紀電氣目録-エウレカ•エヴリカ-」


明滋時代の京都、蒸気機関による技術が発展した世界。坂本喜八(内田雄馬)の兄は、電気の可能性を記した「電氣目録」を持って出征するが還ってこなかった。

しかし喜八と、京都で出会った百川稲子(雨宮天)の前に「電氣目録」が出現する。


4話まで来ましたが、まず感じるのは「京アニ(京都アニメーション)」クオリティが期待どおりだということです。

キャラクターはもちろん、絵画のようにも見える背景は、観ているだけで嬉しくなります。


ストーリーはスチームパンクの世界で、電氣目録に記載された電気の技術によって様々な事件に立ち向かいながら、電氣目録と、消えた喜八の兄の謎を追う、喜八と稲子の冒険ものになることを期待しています。

まあ、そういう話をこの京アニクオリティで観たいという希望もありますが。


「天幕のジャードゥーガル」


13世紀、奴隷の少女シタラは、イランのトゥースで学者の未亡人ファーティマに仕え、その息子ムハンマドに“知”の魅力を教えられる。

しかしトゥースは急拡大したモンゴル帝国に侵略され、ファーティマは殺され、シタラは捕虜になる。シタラはファーティマを名乗り、モンゴル帝国への復讐を誓う。


独特のタッチの可愛い絵柄ですが、復讐劇が進行しているので、なかなかダークさもあります。

シタラ(ファーティマ)が行く先行く先でピンチに陥ったり、モンゴル帝国の内情もドロドロしているなど、かなり面白いです。

時々、ペルシャ人とモンゴル人の、文化の違いから来る考え方の違いが交錯するところも興味深いですね。

まあ実際あれだけ広大な世界を支配すると、そういう事もあったのかも、と思います。


ファーティマも実在のモデルもいるようですが、スケールの大きい復讐劇になりそうで、これからの展開が楽しみです。