「自分に自信がない」と感じている人は多い。
そして、それは「自信がないことは良くないこと」、
「自信がない自分はダメ人間だ」と思っているということを意味している。
なぜそう思っているのだろうか?
それは、子どもの頃からそう言われてきたから。
親や学校の先生に、あるいは職場の上司に。
ずっと、そうすり込まれてきて、自分でもそうだと思うようになっているから。
ここで改めて考えてみる。
「自信がないことで困ることは何だろう? 損をすることは何だろう?」
それぞれ、いろんな答えが出てくると思います。
そこで、もう一度改めて考えてみる。
「それって、自分が生きていく上で、本当に重要なことなの?」
「ありのままの自分、本当の自分は、それがないと生きていけないということなの?」
「そういうものが全部身に付いて、困ることも損をすることも何もなくなったとき、
逆に必要以上に無理をしている自分を感じて、
ひょっとしてストレスを感じてしまったりはしないの?
なんだかんだ、今の自分のままの方が気楽でいいなんて思ったりしないのかな?」
いかがでしょうか?少し心がざわついた人もいるかもしれませんね。
あなたにとって、「自信がなくて困ること、損すること」というとき、
それはあなたから見て完璧で理想的な状態を想定していませんか。
そういう状態、そういう人と比べて、今の自分をとらえていませんか?
あなたは、あなたのままで良いのだし、
あなたがあなたらしくいること自体が素晴らしいことなのではないでしょうか?
誰かと、何かと比較して、
「それが同じようにできないのは、『自信がないから』だ。」
と自分に言い聞かせていたりしないでしょうか?
つまり、今のあなたが本当に自信がないのかどうかに関係なく、
「自分は自信がない人間だ」と思うことで、
逆に自分を守っていたりしていないでしょうか?
「自信がない」ということを隠れ蓑にしているということ。
何から守っているの?
それは、自分には難しいと感じることを敢えてチャレンジして、
その結果失敗して傷ついてしまう、
そんな惨めな悲しいことが起きてしまわないように、
未然にそれを避けて防いでいる。
なぜ、そんな面倒くさいことをわざわざしてるの?
それは、あなたが子どもの頃に身に付けた、
自分を守るための唯一の方法だったからです。
それはあなたの心の奥底にずっとあって、
もうそのことすら忘れていて気がつかずにいるかもしれませんが、
でも、それがあなたの人生教訓として、
常にあなたをコントロールし続けているのです。
「え?そんなことが私にも起きているの?
そんな意味のないことを未だに私はやってるの?」と
なんとなくでも思えたあなたは、
今こそそれをやめることが可能です。
何かモヤモヤするけど、よく分からないと感じたあなたは、
もう少し自分を見つめて振り返る作業が必要かもしれません。
今日は、ここまでにします。
今のあなたの中に沸き起こっている感情と
しばらく向き合ってみてください。