20代の女性。
首や腰の、ずっと症状がある。
激しく痛みやしびれ、ということではないが、常にだるさや違和感があるとのこと。
原因としては、事故や重労働などが考えられるが、
病院で検査しても、異常は見つからない。
厳密に言えば病院により、
「少しヘルニアですね」とか
「骨には問題ないでしょう」とか。
ご本人さんとしては、いったいなんなのよ・・・と感じてしまうでしょうね。
さらに、治療者によって、
「運動は控えろ!」と注意されたり、
「運動しろ!」とアドバイスがあったり・・・。
こうなってくると、訳が分からないですよね。
症状があってつらいから治療を受けに来ているのに、人によって言うことが違うので、混乱するばかり。
最終的には、「気のせい」として対処するしかないのか・・・
そんな気分になってしまうでしょう。
その女性が“まるたけ”に来店されました。
姿勢など見る限り、顕著な「異常」はありません。
しかし、私の整体は、一般的な検査法や姿勢分析をそれほど重要視しないので、
あくまで参考として、見るだけですが。
私にとって大切なのは、実際の体の状態。
組織(主に筋膜)の質感、反応度です。
筋肉の硬い部分(しこり)が症状の原因になっているとは限らない。
関節の動きに制限があるからといって、そのことで症状がでるとも限らない。
それよりも、施術していて変化しにくい部分にこそ、私は原因があると考えている。
バカみたいに硬くなった部分でも、少し触っただけで変化(改善)することがある。
反対に、触診段階ではそれほど気にならなかった「しこり」であっても、全く変化しないこともある。
これは数値化できないことなので、「科学的」とは言えないが、
実際に感じることができる、リアルな組織の変化であり、
これこそ「リセット整体」の真骨頂であると考えている。
この女性の場合は、症状が強い部分よりも、
その周囲の組織に反応の悪い部分(=こりぐせ)がありました。
その“こりぐせ”を持続圧で解除することにより、
症状を感じる部分の異常な硬さも自然と解消されました。
まだ、初回なので、完全ではないですが、
施術の方向性は見えたと、感じています。
(病院的に)異常なしの患者さんを、どう施術していくのか?
私は、クライアントの身体の組織の反応で、施術対象を見極めます。
もちろん、すべての人にとって有効だとは言えませんが、
様々な治療機関をまわって改善しない方には、一度試してもらいたいなと願っています。