毎度おなじみ(?)、「れじおん」掲載コラムです。
今回の9月号は「手当て」がテーマ。
辞書で調べると、「手当て」という単語には、様々が意味がありますが、
ここでは「病気やケガに対する処置」という意味で話を進めます。
体を治療することを「手当て」と呼んだのには、やはり意味があると思います。
つらいところに手を当てる。
すると痛みが和らぐ。
これを「気のせい」と笑うことは簡単ですが、
人間の治癒能力は、意外とココにあるような気がします。
特別、手から「パワー」が出ているとは思いません。
そういう神秘的、宗教的、スピリチュアルっぽい解釈は好きじゃないですね。
そういうことではなくて、物理的な「温もり」であったり、実際に圧を加えるという行為が、
体に変化をもたらすのではないでしょうか。
人間の体を癒すのは、人間の手である
私はそう感じているので、道具や機械を使用する整体は、行いません。
今のような高度な医療がなかった時代でも、
人は人を治療できたのではないか。
人間の持つ、自然治癒力を高める手段として、
実際に手を患部に当てる「手当て」が有効だったのではないか。
言葉には、意味がある。
手を当てるからこそ、「手当て」なんだ。
そう考えると、整体は、まさに「手当て」であり、
手で触れることが、「治療」の基本であり、真骨頂なんでしょう。
