つぶれる時は、つぶれる。
さんざん他の会社に株主として、
「儲かるよう経営努力をしなさい!」
と指示してきた、その会社自体が、倒産する形になった。
リーマン・ブラザーズほどの会社であれば、
いったいどれくらい経済の「専門家」が勤務していたのだろう?
どれだけ多くの「エリート」が、経営を支えていたのだろう?
それでも、この結末である。
サブプライム問題だ、なんだのなんて結果論としては原因があるのでしょうが、
それも含めて、世界有数の「頭脳」が結集していた会社のはずである。
でも、こんな結末。
なんてことはない。
近所の金回りのいいのおっちゃんが、
「簡単に儲かるで・・・」なんて話に首を突っ込んで、
ひと財産つぶしたの同じこと。
それが世界規模の会社で起きたってだけのこと。
世界経済の最先端なんてカッコつけたところで、
元々、実体のない形而上の経済。
それが「高級なこと」のように感じてしまうのは、
単なる人間の思い込みに過ぎない。
ITや不動産のバブルがはじけたのではなく、
実際の経済が、高度に「バブル化」してしまっており、
その実体がない「バブル」そのものが、世界経済になっているだけのこと。
ないものをあると思い込むから、無茶な利益を上げることができる。
戦争という強引な手段で、経済を活性化する代わりに、
「世界経済」なるありもしない共同幻想で、お金を動かしているのが現状。
お金で、お金を買う。
ドルやユーロを売買することで、利益を得るなんて、
理屈では分かっても、感覚として正常なことではない。
それがまかり通ってしまう今の世の中こそ、
その存在自体がバブルであり、幻想なんだろう。
高度な産業ほど、実は足腰が弱いもの。
一次産業なんてバカにされがちの、農業の方がココ一番では強いであろう。
ありもしない「幻想」に踊らされる時代から、そろそろ卒業できないものだろうか。
人は、人である。
神でもなければ、悪魔でもない。
現実社会は、現実社会である。
天国でもなければ、地獄でもない。
夢を見るのは大切だが、まずは今日という日をしっかり生きることから始めるしかない。
愚痴を言う人間になるなかれ。
それは何も生み出さない。
いや、愚痴を言えばいうほど、その言った人間の価値を低下させる。
愚痴や不満で、世界が変わったことはない。
現実を変えるのは、やはりどんな些細なことであれ、実際の行動のみ。
世をはかなむ暇があったら、できることをすればいい。
何も変わらない・・・って?
そう思ってなにもしなければ、確かに変わらないでしょうね。
結果なんて分からなし、それに固執しても仕方がない。
だからこそ、この一瞬一瞬を誠実に、まじめに生きるしかないんですよね。