お客様は、“神様”ではない。 | まるたけ整体 公式ブログ

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「札幌市 厚別区 JR厚別駅 徒歩3分 筋膜のコリをほぐす専門店」

嫌いなフレーズがある。

どうしても納得できない考え方がある。


『お客様は、“神様”です』


商売において、この考え方が基本のように言われているが、

私は、そうは思わない。


『お客様は、“人間”です』


このほうが、よほどしっくりきます。


商売の基本は、「交換」にある。


一般的には、何かを与える代わりに、金銭をいただく行為。

その何かが、物であったり、サービスであったりする。


単純に言ってしまえば、古代の「物々交換」と何も変わらない。


ボランティア活動だって、「商売」と同じ。

いただく「金銭」が、「満足感」に置き換わるだけ。


金銭を得ることで満足感を満たすのか、直接、満足感を得るのかの違い。


ボランティア活動がすばらしいとは思わない。

それは、与える側にもメリットが存在する行為だから。


与えられる人がいて、初めてボランティアは成り立つ。

つまり、どんな善意も受け取る対象がなければ、それの成就しないってこと。


だから私は、ボランティア活動をする人を、否定もしないし、尊敬もしない。

それは、商売をしている人と、基本は同じだと考えているから。


人と人の間での、物々交換。

これが、商売のすべて。

だから、この関係において“神様”扱いなんて、したくないし、されたくない。


何でもかんでも、わがままを聞くのが、商売人の使命だなんて思わない。

何でもかんでも、わがままを言うのが、お客としての権利だとも思わない。


わがままを聞きすぎるのは、反対にお客さんをバカにしている行為だと思う。

わがままを言い過ぎるのは、人間として“ダサい”行為だと思う。


どちらも人間であるのだから、心遣いが必要。

それが、文化なのだし、人間の英知であるはず。

それを否定してしまう行為は、人として美しくないものです。


日本の企業の弱点は、お客様のニーズに、こだわり過ぎると、

指摘する外国の企業家がいました。


例を挙げれば、競泳水着。

日本のメーカーは、選手の要望である「着心地」を最優先に開発してきました。


しかし、いま世界中の選手が採用している水着は「着心地」が最悪。

きつ過ぎて一人で着れないし、着るのにも時間がかかる。


でも、速く泳げる。


その機能だけに特化した、水着。

選手の意見より、水着に求められている本質に着目した商品。


『お客様は、“神様”です』という精神では、

あのレーザー・レーサーという水着は開発できなかったでしょう。


『お客様は、“人間”です』

この感覚を、私は大切にしたい。


“人間”相手だからこそ、真剣に向き合える。


お客さんを“神様”扱いしてしまうと、

真剣に向き合う気が起こらないのではないでしょうか。