ソフトボールの上野由岐子選手は、とんでもないピッチャーですね。
高校野球のエースだって、あそこまで連投はしないでしょう。
一日2試合(しかも延長)連投して、次の日もまた完投。
肉体の限界というものは、いったいどこにあるんだろうと、感心しちゃいますね。
そもそも、人間は限界まで身体を使わないよう、設計されています。
身体能力を限界ギリギリまで使用すれば、何らかの支障が出てしまうものですから。
訓練したところで、できることの8割、9割がいいところでしょう。
だからこそ、練習でその限界を範囲をいかに伸ばすかが重要になってきます。
しかし、それも諸刃の刃。
限界を伸ばすには、限界まで体をいじめる必要がある。
けれど、いじめすぎれば、練習で体が壊れる。
本番にピークをもっていくのがアスリートの使命だから、
「練習がんばりました。でも、壊れました」では、本末転倒。
ここらへんの、さじ加減が、実に難しい。
たぶん、上野選手の腕は、壊れているんじゃないかな?
これから先を考えれば、こういうことを繰り返しできるもんじゃない。
でも、もう二度とオリンピックでソフトボールをやることもないでしょうから、
無茶をしても、勝ちたかったのでしょう。
限界を超えるだけの練習をしてきた、上野選手が、
この北京オリンピックのニューヒロインですね。