お店に来るクライアントの方から、「どうしたら肩凝らないですか?」と聞かれます。
「随時、ストレッチするのが一番です」
とお伝えしていますが、大半の方はしていません。
努力もせず、調子のいい体は手に入りません。
冷たい言い方をすれば、現在の体は「結果」です。
これまでの生活の「結果」が凝縮されています。
太っている方は、太る生活を何年も続けてきた結果。
病気がちな方は、そうなりやすい習慣を続けてきた結果。
何もしないでも調子がいいのは子供時代だけです。
現代っ子は、「大人の生活」をしているので、調子の悪い子が多くなってしまっていますが。
病気になると、「何でこうなってしまったのだ・・・」と文句も言いたくなりますが、本当は分かっています。
これまでの自分の生活習慣を考えてみれば、「そりゃ病気にもなるか・・・」と思うでしょう。
病気がすべて自己責任だとは思いません。
どれほど体に気を使っても、病気になる時は、なる。
死ぬ時は、死ぬ。
これが健全な人生です。
いつまでも、健康で長生き・・・なんて不自然極まりない。
だんだん、生命体として弱っていき、いずれ土に帰る。
それこそ、健全な人生です。
でも、できることをしないで文句を言うのは、もったいない。
ダイエットなんて、簡単。
肩凝り・腰痛だって、問題のないレベルを維持することは、簡単です。
肩がつらい。
腰が痛い。
そう感じたら、ストレッチをしましょう。
早めに対処していれば、病院で大量の湿布薬を買う必要もない。
いま、つらいと感じたら、5分でいいから体を伸ばすこと。
つらい部分を的確に伸ばせば、体は短時間で回復してくれます。
【ストレッチの極意】
1、随時対応すること。
2、的確なポイントを伸ばすこと。
的確なポイントを見つけるためには、目を閉じ、自分の体と真剣に向き合ってください。
そうすれば、解剖学的知識がなくても、的確なポイントが見つかるはず。
だから、人とペチャクチャ喋りながら、運動するのはダメ。
効果が出るわけがない。
ストレッチは、自己対話の時間。
今の自分の体がどういう状態なのかを知ることから、セルフケアは始まります。
黙って自分の体と向き合うこと。
「こんなに衰えたのか・・・」と実感することが大事。
「若い頃は、あんなに筋肉があったのに・・・」と悲しくなるのも大事。
自分を知らずに、この先を生きていくのは、よろしくない。
衰えた自分、醜くなった自分を受け入れることでしか、希望は生まれない。
「自分」とは、精神ではなく、肉体そのものです。
心は肉体に宿るもの。
体と向き合うことが、すなわち自分の心と向き合うことになるのです。