筋肉を大きくするために必要なことは、「破壊」である。
「破壊」というとオーバーかもしれないが、筋繊維の損傷が必要であることは確かなようです。
損傷した部分が回復すると、元の状態よりも強くなる。
これが、筋トレ(筋力トレーニング)の基本法則。
“超回復”と呼ばれる現象ですね。
過負荷をかけることにより、筋肉は成長する。
科学的解釈には、まだまだ異論もあるようですが、経験上から言えば、まず間違いないでしょう。
損傷させて、しっかり回復させること。
つまり、「破壊」と「創造」が筋肉を大きく強くする。
リセット整体も、基本のラインは同じであると思います。
肩こりなどの凝りを“こりぐせ”として捉え、その癖をリセットするのに、持続圧(局所的ストレッチ)をかける。
つまり、“こりぐせ”を「破壊」し、いい状態を「創造」すること。
「創造」というよりは、「体が元に戻ってもらう環境を作る」といったほうが正確ですが。
よって、私の施術は「痛み」があって当然だと思っています。
言うまでもなく「痛気持ちいい」範囲の「痛み」です。
ヨーロッパの施術法は、基本的に「痛み」を悪いこととして捉えます。
よって、ボディーワーク(≒手技療法)も、「さする・なでる」といった手技がメインになります。
本場のリフレクソロジーは、日本で受け入れられている方法論とは、だいぶ異なるようですし。
私は、「痛み」を「悪」と考えることに反論はありません。
それはそれでいいと思います。
仕事を人生における「罰」として捉えるか、「喜び」として解釈するか・・・。
人それぞれ、正解のない問いでしょう。
だから、「痛み」を受け入れるかどうかも、人それぞれでいいと思います。
「破壊」と「創造」といえば、インドの神様を思い出す方も多いでしょうね。
人間の考えることは、数千年たっても、それほど変わっていないものだと思います。
生活する環境は劇的に変化していますが、人の悩みは「生・老・病・死」と相場が決まっていますもんね。
リセット整体では、柔軟性を取り戻すことを最重要視します。
そのためには、いったん硬くなった「癖」を解除しなければならない。
私の出来ることはここまで。
“こりぐせ”を解除すれば、必ず柔軟になるのか・・・と言われると、個人差があるというのが実感です。
筋トレも、同じだといいます。
どれだけ、いいトレーニングをしても、しっかり回復させなければ筋力はアップしない、と。
筋肉を回復させるためには、栄養のバランスをとり、睡眠時間を8時間以上とらないとダメだ、と。
それが出来ないのであれば、どんな方法論をとっても、効果的なトレーニングにはならないそうです。
私は、「整体」を仕事にしています。
「整体」はサービス業です。
クライアント(お客様)あっての、お仕事です。
だから、「効果のあるなしは、ご本人さんが努力するか否かです」とは言えない。
ジレンマ・・・ですね。
とにかく、整体師としてできる範囲のことをしっかりやることしかないのでしょうね。
できるならば、クライアントの皆さんが少しでも自分の体と真剣に向き合ってくれればな、と思いますが。