日本の地理について知っている方にとっては当然すぎて「いまさら何言ってるの?」と思われるかもしれませんが、高知市内から一気に足摺岬まで行こうとしたら、距離が長すぎて、相当に疲れてしまいます。
列車とバスで移動する場合は運転手任せで、座席につ割っているだけでいいのですから、自分でクルマを運転して移動する場合に比べたら楽なものですが、それでも乗り疲れというものがあります。座り続けて、腰が痛くなったりします。
自分でクルマを運転してとなれば、列車・バスに比べて何倍も疲れます。
それでもインターネットカフェで夜を過ごしてレンタカーで移動する方法を選んだのは、自由さと気楽さと時間的経済的な問題からです。
ホテル、旅館、民宿に泊まる場合に比べると、インターネットカフェ泊りの場合は、なんといっても夜明け前だろうと何時だろうと気楽に、自分の好きな時間に出発できるわけです。
利用料も民宿、旅館、ホテル等に泊まった場合に比べてずっと安く済みます。
ただし、安眠、熟睡はできないと言っていいでしょう。
そのような状態で長距離移動するのですから、誰に対してもおススメできるとはいえません。疲れは倍増するでしょうし、下手すると居眠り運転などということにもなりかねません。
ですから、インターネットカフェ内でしっかり休んでおく必要がありますし、クルマでの移動中も、少しでも疲れを感じたら沿道の広場なりコンビニの駐車場なりでクルマを停めて休みべきです。
コンビニでただ停めるだけではコンビニの店長さんに申し訳ないので、食べ物や飲み物を買っておくのが良いでしょう。
実際、私もそうしました。夜明けよりはるか前に出発したので、途中のコンビニでパン(おにぎりだったか?)やお茶を買いました。
利用したインターネットカフェは高知駅より西に在りました。そこから高知のインターチェンジに向かうのではなく、一般道を伊野インターに向かって行き、伊野インターから自動車道で窪川方面へ向かいました。
須崎からは無料区間。窪川で一度一般道に出てまたちょっと自動車道があり、それからまた一般道。もともと交通量が少ないうえに夜明け前ですから、赤信号待ちが無い限りずっと自分のペースで、ノンストップで行けました。
ただし、ひとつ困ったことがありました。窪川で濃霧に見舞われました。春先なので霞というべきか。
これはさすがに運転しにくい状況で困りました。
四万十川上流で標高も四万十市や須崎市あたりと比べると高いので、地形的に、そうなりやすい気象条件なのでしょう。
土佐佐賀とか黒潮町あたりでは大丈夫でしたが。
四万十市の中村に近づいたころ、「もう相当走ったなあ、疲れた!」と思いましたが、まだまだ先なのです。窪川の岩本寺から足摺岬の金剛福寺まででも距離が百キロあると言いますから、疲れるのも当然です。
にほんブログ村