アイデアに脱帽した。

prototype1000というサイトが面白い。

佐藤ねじさんというデザイナーの方の取り組みで、「1000個を目標にグッズのアイデアを提案する」サイトだ。

現在50個のプロトタイプが披露されているのだが、そのどれもアイデアが秀逸だ。



例えば、

「本」と「初心者マーク」を組み合わせたアイデア。「ビギナーズブック」という名前もうまいグッド!
○○とデザイン [ toDESIGN ]-ビギナーズブック



「天狗」と「ドアノブ」を組み合わせたアイデア。
○○とデザイン [ toDESIGN ]-天狗



以前の記事(「水の中の森」とデザイン)でも引用した言葉「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」のお手本だと思った。


普通に暮らして仕事していたら、「ドアノブ」と「天狗」なんて結びつけたりしないだろう。でも「ドアノブ」も「天狗」も知らない人はいないのだ。


「組み合わせ」と「置き換え」の妙が素晴らしすぎる佐藤ねじさんに今後も注目したい。



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料理とデザインは似ていると思う。


食べる人のことを考え、材料を揃え、下ごしらえし、煮たり焼いたり調理し、盛りつけ、テーブルに並べる。おいしそうに食べてもらえるとうれしい。キレイに食べてもらえるとうれしい。そしてその経験は次の料理に活きる。


デザインでも同じようなプロセスと辿ると思う。


違うところは、デザインにはレシピが無いことだ。

いや。無いというと嘘かもしれない。

ロゴやテクスチャの作り方とか、お決まりのレイアウトや色使いとか、綺麗に見える形とか、基本のお作法は色々ある。

でも、誰かが作ったことのあるものをそのまま作ると、ただの真似になってしまう。

それで課題が解決できれば良いが、世の中そうはうまくはいかない。

デザインで課題を解決し、生活を良くする為には、「レシピの組み合わせとアレンジ」が必要だと思う。


そんなわけで、料理でもアレンジに挑戦してみた。


お題は「肉じゃが」。

そこに「カレー粉」を加え、じゃがいもの代わりに「サツマイモ」を入れることにした。

題して「カレー肉さつまひらめき電球


○○とデザイン [ toDESIGN ]-カレー肉さつま


味は、、、

異常にうまいラブラブ!

さつま芋の甘み、カレーのピリ辛さ、醤油の風味がマッチし過ぎだ合格合格合格



後日、とあるカフェで「モンブラン」のアレンジ「さつまいモンブラン」を発見目

○○とデザイン [ toDESIGN ]-さつまモンブラン


すかさず注文して食べる。

これまたうまい。合格


やっぱり「アレンジ」だなと思った。


しかし「さつま芋」に縁があるのはなぜだろうか、、、得意げ


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「戦略PR」という本が面白い。

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。(アスキー新書)/本田 哲也



最近の消費者は疑い深い。

そんな消費者に"広告というラブレター"を渡す前に「買いたくなる空気をつくる」。

広告の世界でよく出てくる「AIDMA」や「AISAS」の前に、もう一つ「Interest」がついた状態。

「I-AIDMA」「I-AISAS」というアイデアだ。


確かに最近の消費者は疑い深いと思う。だって自分がそうだから。テレビCMを見ただけで何か欲しいと思うことなんてほとんどない。周りの人やネットの評判を一番当てにしている。


でも、買いたくなる空気って何?

どうやってつくるの?




この本では「空気=カジュアル世論」という言葉で説明している。

カジュアル世論の要素は3つ。

おおやけ(公共性)」「ばったり(偶然性)」「おすみつき(信頼性)」だ。

「おおやけ」には「マスコミ」
「ばったり」には「クチコミ」
「おすみつき」には「インフルエンサー(影響力のある人)」
を利用する。


例えば、

「新発売!ダイエットドリンク!」とTVCMで見ても、きっと買わないだろうけど、

メタボ解消ブームの今、
新聞やテレビで「このドリンクはメタボ解消するよ」と耳にし
会社の同僚にも家族にも「あのドリンク知ってる?」と聞かれ
ネットでも何だかメタボへの関心とともに盛り上がってるし
さらにはあこがれのデザイナーAさんも飲んでるときたら
迷わず買うだろうグッド!
(例がお粗末ですみません、、、)

僕なんかクチコミに弱いから、2人から別々に同じ製品の評判を聞くだけで、イチコロかもしれない。爆弾



こんな感じで「カジュアル世論」をうまく作り出すことが、今の時代にものが売れる為には必要なことのようだ。確かにそんな気はする。


分かりにくい今の世の中の状況を整理してアイデアとして表現してくれた本田さん、ありがとう。


ちなみに「広告はラブレターだ」と表現した「明日の広告」もとても良い本だと思う。


明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書)/佐藤 尚之



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