「戦略PR」という本が面白い。

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。(アスキー新書)/本田 哲也



最近の消費者は疑い深い。

そんな消費者に"広告というラブレター"を渡す前に「買いたくなる空気をつくる」。

広告の世界でよく出てくる「AIDMA」や「AISAS」の前に、もう一つ「Interest」がついた状態。

「I-AIDMA」「I-AISAS」というアイデアだ。


確かに最近の消費者は疑い深いと思う。だって自分がそうだから。テレビCMを見ただけで何か欲しいと思うことなんてほとんどない。周りの人やネットの評判を一番当てにしている。


でも、買いたくなる空気って何?

どうやってつくるの?




この本では「空気=カジュアル世論」という言葉で説明している。

カジュアル世論の要素は3つ。

おおやけ(公共性)」「ばったり(偶然性)」「おすみつき(信頼性)」だ。

「おおやけ」には「マスコミ」
「ばったり」には「クチコミ」
「おすみつき」には「インフルエンサー(影響力のある人)」
を利用する。


例えば、

「新発売!ダイエットドリンク!」とTVCMで見ても、きっと買わないだろうけど、

メタボ解消ブームの今、
新聞やテレビで「このドリンクはメタボ解消するよ」と耳にし
会社の同僚にも家族にも「あのドリンク知ってる?」と聞かれ
ネットでも何だかメタボへの関心とともに盛り上がってるし
さらにはあこがれのデザイナーAさんも飲んでるときたら
迷わず買うだろうグッド!
(例がお粗末ですみません、、、)

僕なんかクチコミに弱いから、2人から別々に同じ製品の評判を聞くだけで、イチコロかもしれない。爆弾



こんな感じで「カジュアル世論」をうまく作り出すことが、今の時代にものが売れる為には必要なことのようだ。確かにそんな気はする。


分かりにくい今の世の中の状況を整理してアイデアとして表現してくれた本田さん、ありがとう。


ちなみに「広告はラブレターだ」と表現した「明日の広告」もとても良い本だと思う。


明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書)/佐藤 尚之



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