" THE EGYPTIAN "
監督 マイケル・カーティス
出演 ジーン・シモンズ
ジーン・ティアニー
ベラ・ダーヴィ
エジプト人シヌヘ
ジュディス・イヴリン asティイ
アニタ・スティーヴンス asネフェルティティ
あらすじ、ネタバレ御免
***
今から3,000年以上前
エジプト人シヌヘは
国を追放され公海のほとりで
書を記す
*
*
B.C.1362
シヌヘは生まれてすぐ アシの小舟で流された
川岸の医者に拾われ育てられた
エジプトでは選ばれた少年が "生者の家"で学び
研究者や哲学者 政治家や兵士になる
シヌヘは"生者の家"で10年学び
医者になった
シヌヘの学友には近衛兵志望のホレムヘブがいた
↑(B.C.1323〜1295)
卒業後 シヌヘはテーベの川岸に居を構え 診療を始めた
だが 若い医師に患者は来ない
シヌヘに恋する酒場の給仕ジンシモ
シヌヘとホレムヘブは
獅子に襲われそうになった男を救う
その男はB.C.1353即位の新王
アメンホテプ4世アクナートン
妃はネフェルティティ
新王は信心深く善良な人
ネフェルティティはクレオパトラと並んで古代エジプトの3大美女の1人
ホレムヘブは近衛兵になる
シヌヘは新王の主治医になる
シヌヘは新王の妹ジンティに呼ばれる
ジンティの母ティイを診察する
母ティイは気の弱い新王に不満
男勝りのティイが王になるべきだと思っている
シヌヘの本当の両親も知ってるような
ホレムヘブは就職祝いに
シヌヘを連れ女遊びにゆく
バビロンから来た高級娼婦ベラダ
シヌヘは一目惚れし
骨抜きにされ現を抜かす
新王に賜った首輪を貢ぐ
新王の呼び出しにも応じない
新王の妹ジンティはシヌヘが心配
ホレムヘブに何とかしろと命ず
力不足
シヌヘは家の権利書と医療器具も貢ぐ
両親の家と墓も貢ぐ
ベラダは文無しになったシヌヘをつまみ出す
シヌヘの両親は自殺
シヌヘが姿をくらまとている間に
B.C.1338
新王の娘が病で死亡
新王はシヌヘに死刑を科し指名手配
シヌヘは故郷を離れ世界を放浪
医療の知識を生かして稼ぐ
ヒッタイトの将軍も治療
シヌヘはエジプトへ帰る
新王はアメンの神の崇拝をやめアテン神を崇拝
首都をテーベからアマルナに移す
エジプトは内乱が勃発 激化し弱り果てていた
シヌヘはヒッタイトの新技術 鉄の剣を持ち帰り
司令官になったホレムヘブに
当時 エジプトでは銅剣が主流
ヒッタイトのエジプト侵略計画を伝える
ホレムヘブは王に先制攻撃を進言するが
王は聞く耳を持たず
取り敢えずシヌヘの死刑は撤回される
王の妹ジンティはシヌヘに
クーデターを起こし王になれという
だって だって
シヌヘはジンティの異母兄
アメンホテプ3世の子だから
シヌヘは王に毒を盛る
B.C.1333
アメンホテプ4世アクナートン死去
B.C.1323
ホレムヘブは王になる
シヌヘは王を非難し永久追放
*
国を追放されたエジプト人シヌヘは
公海のほとりで書を記す
THE END
「 決断 」 の
マイケル・カーティス監督の作品
古代エジプト文学『シヌヘの物語』
とは 関係ない
登場人物の何人かは
歴史上の人物だが
物語はフィクション
一応
大作の部類に入るのだろうか
1954年 アメリカ映画 139分 制作費500万ドル
・