監督 フリッツ・ラング
出演 シルヴィア・シドニー
ヘンリー・フォンダ
バートン・マクレーン
あらすじ、ネタバレ御免
公選弁護人事務所の助手シルヴィア
明るい女性
明日から2週間の休暇
彼女の恋人は皆が首を傾げるヘンリー
ヘンリーは前科3犯の男
２回が自動車窃盗
今回は銀行強盗で3年の服役
本日保釈出獄
今度またやったら終身刑
*
二人は結婚、新婚旅行へ
しかし
前科者と知れ
泊まったホテルを追い出される
*
ヘンリーは弁護士の紹介でトラック運転手となるが
仕事中にシルヴィアと家を買いに行きクビ
逆恨みしたヘンリーは社長を殴り倒す
( 前科者は気が短くていけない )
*
銀行が強盗に襲われ６人が犠牲に
現場にはヘンリーの帽子が
警察は自宅に潜伏していたヘンリーを逮捕
有罪死刑の判決
ヘンリーが人質を取り
脱獄を企てる
折しも
真犯人が見つかる
ヘンリーの釈放が決まる
釈放されても職はないけど
が
ヘンリーは聞く耳を持たず
神父を殺害し
シルヴィアをさらい逃亡
国外逃亡を図ろうとしたヘンリーに
警察が発砲
シルヴィアだけ巻き添えで死亡
ヘンリーだけは国外逃亡成功
めでたし、めでたし
逃げ込まれた国は迷惑なんだけど
立ち直ろうとする前科者に世間は厳しい???
１回ならしょうがないけど
３回も法を破る奴が悪い
４回,５回と法を破る奴に
愛想を尽かさない奴が悪い
３回も罪を犯せば、狼少年と同じ
世間は信じてくなくて当たり前
オーストリア出身のユダヤ人、フリッツ・ラング
ドイツで「メトロポリス」などを撮り
ドイツの代表的監督になるが
ナチスの台頭により1934年フランスへ亡命
フランスにもナチスの影がちらつき出したため
アメリカへ渡り監督活動を続けた
ラングのアメリカ時代の代表作
社会派シリアス・ドラマ
1937年 アメリカ映画 86分 白黒
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