ウォーキングと蕎麦切りをこよなく愛するマルちゃんです(^ω^)♫

のっけからダンベル(笑)!

本日は、私の趣味でもある筋トレにまつわるお話です(^ω^)。


「健全なる精神は健全なる肉体は宿る」



ローマの詩人デキムス・ユニウス・ユウェナリスの残した言葉です。

って言うよりも…

皆さんご存知ですよね?余りにも有名な言葉ですから。

ただ、誰が言ったのかは分からないと思います。

ハイ!私もそうですf^_^;(笑)!実際、発言者の名前を知ったのは数十分前です(笑)。


学校で、家で、其れこそ嫌になるくらい(笑)耳にして来た「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」のフレーズ…


これほど、発言者よりも言葉のほうが先行した例は余り例が無いでしょう。


デキウム・ユニウス・ユウェナリス…

覚えられないf^_^;(笑)!
なので、ここではデキウムで通します。

ちなみに、発言者であるデキウムの職業は詩人です。おおよそ、逞しい肉体とは無縁な人間です。

では、そんな彼がなぜ“肉体至上主義”みたいな言葉を述べたのか?



実は、この言葉の裏には皮肉にも似た風刺的な意味があったのです。


彼がこの言葉を発表した『風刺詩集』には、こう在ります。


「大欲を抱かず、健全な身体に健全な精神が宿るように祈らねばならない」


「健全なる精神に…」はどうやら、この語句が引用され一人歩きした言葉のようです。

でなければ、「…ように祈らねばならない」が意味を成さないからです。

「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」の発言者・デキウムが言いたかったこと、それは…


「健全な精神が健全な肉体に宿ってくれたらいいのに、そうじゃないヤツが多いな」

…だったのです。

逞しい肉体をやたら誇示する浅はか?な男たちを揶揄した(バカにした)言葉だったのですね〜。


青少年が目指すべき一つの理想像のごとく伝えられてきた言葉の裏側には、全く違う意味…嫌味が存在したのです。

私もデキウムに、そう揶揄されないように自分を戒めます(笑)。

最後までお読みいただきありがとうございました(^人^)。