8月23日 後追いG1 CLIMAX 33 7.30愛知県体育館大会 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

呪縛です。

G1という呪縛です。

この呪縛から、逃れられません。

7.30愛知県体育館、ドルフィンズアリーナ。

CブロックとDブロックの公式戦、全7戦の第5戦。

 

第1試合は、Cブロックからです。

首位並走は、タマちゃん・フィンレー・EVILさん。

そこに鷹木さんとキングストンが追走してます。

 

第1試合、トップ並走のデビッド・フィンレーと、後が無いHENAREさん。

共に、新日野毛道場育ちの外国人レスラー。

ヤングライオン時代以来のシングルマッチ。

HENAREさんの意地が、タフネスぶりを発揮するのですが…

ジワジワと攻めていた首攻めが効いて…

フィンレー、首位を守る。

 

対するHENARE、4敗負け越し決定で、脱落。

意気込みは、凄かったのですが、結果伴わず…。

 

 

第2試合は、Cブロック公式戦。

Cブロックは、無敗でコブちゃんがトップ。1敗でザックさんが追う形…の、コブさん登場。

曲者・矢野さんとの試合。

 

矢野WORLDに付き合う余裕をコブちゃんみせるが、電光石火で丸め込まれ、まさかまさかの連勝ストップ。

本当に…まさかまさかの、コブさんは矢野さん苦手。

 

第3試合は、Cブロック公式戦。

日本のプロレス大好きのエディ・キングストンさんと、意外と日本のプロレス歴が長いマイキーさん。

 

ほぼほぼ、試合をコントロールし、勝ち星を支柱に収めかけたマイキーさんですが、打撃一発で沈む。

バックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーという名の裏拳。

 

エディさん曰く、マイキーは、この業界で過小評価されている1人であると。敬意を表される1人で、あると。

そしてもう1人、尊敬してる奴いると…

 

エディ「ヤングライオンとして、ここ(日本)に残り、努力し続けたヤツだからだ。他の外国人選手が何人脱落しようが、他のヤツらが『ここ(日本)は忘れてアメリカに行く』と言おうが、ヤングライオンとしてここに残ってきた。そしてライオンのプライドを持ち、外国で戦い続けた。」

タマちゃん、リスペクトされてますよ…。

 

 

第4試合は、Dブロック公式戦。

内藤さんとアレックス・コグリンとの試合で、初シングル。

コグリンのパワーに手こずるも…

 

この余裕…。

内藤さん曰く、何でこの選手エントリーされてるのかな…という問題について。

「やっぱり俺にとって『G1 CLIMAX』っていうのは、ファン時代から見てたけど、選ばれし戦士のみが参加できる真夏の最強決定戦だと思ってるんでね。」

 「何なら俺も、タイトル持ってないからね。『G1』にエントリーするギリギリのラインの選手かもしれない。そういう選手で出場権を競い合っても面白いんじゃないかなって、思ったから言ったんだよ。

何かこんなに、誰でも参加できる『G1』、こんなの『G1』じゃないよ。俺はそう思いますよ。」

 

 内藤さんは、2敗死守。

 

 

第5試合は、Cブロック公式戦で、首位タイのEVILさんと後が無い石井さんの試合。

 

石井さん推しです。

私、石井智宏さん推しです。

 

でも、EVILさん、認めてます。

この人、無茶苦茶上手いです。

EVILさん勝ちで、石井さん4敗目…脱落です。

 

というか、解説のミラノさん言ってましたが、バレットクラブに入ってからEVILさん対石井さん負け無し…と。凄っ…。

 

第6試合は、DブロックのTMDK同門対決。

シェイン・ヘイストとザックの戦い。

同門対決らしく、技の競い合いで、正攻法ち思いきや、打撃戦になると意地の張り合い。

 

最後は、ボム・バレー・デスを三角絞めで回避したザックが、ヨーロピアンクラッチにつなぎ、1敗を守りました。

 

 

セミファイナルの第7試合は、Cブロックの公式戦。

鷹木信悟さんとタマ・トンガさんの同じ年初シングルの戦い。

熱くて、エネルギッシュになるのは、もう最初からわかっていて、個人的予想も、時間切れ引き分けでした。

 

やっぱりというか、案の定というか、それぞれの良いところを出すと、そうなります。

 

 

試合後のコメントです。

 

タマ「シンゴ、お前をリスペクトしている。お前がプロレスでやってきたこと、新日本プロレスに来るためにやってきたすべてのことをリスペクトしている。

お前のことは何年も見てきた。すごい才能の持ち主だ。能力を試す相手を挙げるとすれば、それは間違いなくお前だ。

シンゴ、楽しかったよ。お前と闘うのが好きだ。どっちの方が耐えられるだろうな?シンゴ、お前も俺を求めているだろう?またやろう。いつでも、どこでも、お前が条件を決めれば、俺は闘えるぞ」

 

 

鷹木さんも、タマちゃんを超一流と褒めてました。

しかしびっくりしたのは、次節で当たるフィンレーを「去年のG1の対戦が参考にならないくらい、この1年で1番化けた選手」と認めてた事。

 

混沌のCブロックへ。

 

さぁ、メインです。

第8試合、Dブロック公式戦。

2勝2敗同士の、棚橋弘至さんと後藤洋央紀さんの試合。

 

時間の流れというのは残酷で、かつての優勝経験者の2人だが、今や生き残りをかけて戦う2人。

 

しかも、脇腹痛めた後藤さんは手負いの状態。

相手の負傷箇所を攻めるのは、常套手段。

 

いつも通りの棚さんでの、勝利。

 

 棚さんの歴史は、新日復活の歴史。

総合格闘技ブームに飲み込まれて、暗黒時代を過ごした新日の復活の歴史。

 

でも、内心恐れているのは、その棚さんが『G1』から消える日。そう遠くない日、その日がやって来ます。

こればかりは、時の流れでしょうがない。

時間というのは、そういう物です。

 

声高らかに、「愛してまぁーす」と会場のお客さんに叫び、皆を満足させて帰らせる。

その明るさが、かつては嫌いだったけど、落日迫る中で闘っている、もがいてる棚さんは、格好いい。

 

ファンサービスの時間が長すぎて、帰りのバスの出発時間が遅れた話を解説席で、笑い話としてしてましたが、皆わかってたと…

 

あれがあったから…

 

 

今の新日があるんだと…

 

 

今の繁栄が、あるんだと…

 


 

いつか来るその日が、少しでも先になりますように…。

 

 

さて、進行形のG1の結果です。

 

Cブロック

4戦1敗、デビッド・フィンレー、EVIL

3勝2敗、エディ・キングストン、

3勝1敗1分、タマ・トンガ

2勝2敗1分、鷹木信悟

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1勝4敗、マイキー・ニコルズ、HENARE、石井智宏

 

 

Dブロック

4勝1敗、ジェフ・コブ、ザック・セイバー・Jr

3勝2敗、内藤哲也、棚橋弘至、

2勝3敗、後藤洋央紀、シェイン・ヘイスト

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1勝4敗、アレックス・コグリン、矢野通

 

 

各ブロック、1位2位通過決定まで、あと2試合。

 

呪縛だ…呪縛から逃れられない…。