8月22日 後追いG1 CLIMAX 33 7.27大田区総合体育館大会 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

あんまりプロレスの話ばかり続けてると、後追いでリアルタイムでもないのに…とお叱りを受けそうなので…

 

昼食の話題。

会社の近所に「がんこ寿司」山野愛子亭店というのがあって、山野愛子さんが以前お住まいになっていた場所を「高級版がんこ寿司」として営業しておりまして、シャチョーのおごりでそこへ行ったのです。
 
前にも来たのとがあるのですが、その時の印象は、なんかボヤっといた味で良い印象がなかったのですが…、久々に来てみたら…なんか上手くなってるぞ…と。
いや、美味い。美味である。
あれぇ…こんなにうまかったかな…と。
 
うまいと言えば、チェーズ・オーエンズである。

33歳のくせに、老獪で曲者で小狡くて、マッチョというよりかはポチャとしてて、古き良きアメリカンスタイル的なプロレスをやっているのだが…、目立たない。

 

G1 CLIMAX.33、大田区総合体育館大会の第1試合で、海野翔太君との試合、ほぼほぼ試合をコントロールしているのですが、最後の最後に海野君のデスライダーでマットに沈みました。

うまいんだけどなぁ…。

 

うまいとかうまくないとかじゃなく、見ていて熱くなったのが、第2試合のBブロック公式戦、2勝2敗同士のYOSHI-HASHIさんとタイチさんの試合。

正直、酷評しようと思ってたんですよ、結果のついて来ないYOSHI-HASHIさんを…

 

ですけどね…ですけどね…、見入ってしまいました。

2人のやりとりを…。

どっち勝ってもおかしくない…。

勝ったのは、タイチさん。

ですが…

 

負けちゃったYOSHI-HASHIさんのコメント。

 

YOSHI-HASHI「俺にしろ、今日対戦したタイチにしろ、ずっとね…陽の当たらない、真っ暗な道を歩いてきたから…。その2人が今日対峙した時、お互いチャンピオンベルトを持って対峙したっていうのは、あの時…想像することもできなかった。」

 
「今日対峙したタイチは凄く何かねぇ…誇らしく思えたし、何かね…また違った感情で戦えたかなって思えました。お互い時間かかったけど、タイチは鈴木軍をやめて今、新しいユニットでやって、凄く…正直、輝いて見えたなって、俺は思いました。」

 

YOSHI-HASHIさん、人の良さ丸出しコメント…。

勝ったらね…凄く盛り上がるんだけど…YOSHI-HASHIさん。

 

盛り上がるかどうかは別にして、初参戦で未だ何者でもない自分にスタイルを貫いてるのが、ゲイブ。

第3試合Aブロック公式戦、ゲイブ・キッド君は相手の入場を襲うスタイル。今日の相手は、NOAHの若きエース・清宮海斗君。

 

リングに入るも、場外で延々とやり続けるのは、清宮君もスイッチ入っちゃったから…

 

若さゆえ…

感情おさまらずに、両者リングアウト。

ゲイブ…、NOAHまで行け!

 

Bブロックの1勝3敗同士の戦いは、タンガ・ロアさんとOカーン樣。気持ちとしては、Oカーン行け。

膝の怪我のあけのタンガさんは、怪我してたのってくらい元気。

でも、その膝を狙われると、やはり…。

 

これは、Oカーン樣、行けるかなと思ってましたが、担ぎ上げられ、エイプシットでタンガ・ロアさん勝利。

一発逆転に、驚く。

 

驚くと言えば、こっち。

これは何度でも見たい、何度も見たい。

2人の成長にあわせて、何度も見たい組み合わせ。

第5試合、Aブロック公式戦は、ようやく初日の出たヒクレオさんと、凱旋帰国したてのと辻陽太君。

 

日本人では大きいはずの辻君が小さく見えるくらいデカイ、ヒクレオさん。デカくてパワーがあるヒクレオさんに、パワーでは負けない辻君がパワーだけでなく、ルチャの動きを取り混ぜた多彩な攻めで対抗する。

 

最後は、納得のパワートリップからのゴッドセンドで、ヒクレオさん勝利。

 

これは…何度も見たい2人です。

 

そういう意味では、続きがありそうなのが、こっち。

入場したものの、一向に試合開始のゴングがならない。KENTAさん、リングに入って来ない。入ったと思ったズモさんが出ちゃう。この繰り返し。

 

挙句の果てには、試合始まってないのに、場外乱闘しちゃう。

 

ズモさんバレッドクラブ追放劇から始まった、元身内同士のいがみ合い。

散々、場外でストリートファイト的な戦いして、リングに上がった時には…、ズモさん流血。

 

KENTAさん、とどめのgo 2 sleepを狙うと、ズモさん、起死回生の首固めで切り返し、3カウント。

試合時間…11秒?

 

はい、KENTA劇場です。

KENTA「いや(3カウント)入ってねぇだろ、ふざけんなよ!何だよ、あのレフェリー、あぁ!ふざけんなよオイ、テメー太ってんなオイ、ふざけんな!返しただろ!何だあのレフェリー!テメーの知り合いかオイ! 親戚…アレ?ふざけんなよ!オマエの仲間だろ、アレ! ふざけんな! いとこ?ふざけんな!はとこ?調子に乗んなよ!返しただろ! ふざけんなよ! 

何が、ELPだよ、ふざけんなよ、ELTだろ…俺達の世代は、ふざけんなよ。

これは全部何でかって…お前が来てるからだろ!

太ってんな!お前通り、負け…勝ち…負け…勝ち…負けてんじゃねぇかよ!ふざけんなよ!何なんだよ…何なんだよ、ふざけんなよ…。次…オカダかよ。

ちょっと待て…、負け…勝ち…負け…勝ち…負け…、次…勝ちじゃん、次…勝ちじゃん!お前、絶対来いよ、次な。絶対勝ちものにすっからな、一緒に。」

 
「冷静になんないと…。結局、俺が…何が言いたいかっていうと…、冷静になって考えたら…3つはいってたかも、ってこと」

 

最後は、いつもの通りで…。

 

最後は、いつも通り…と言えば。

 

先日のTV王座決定トーナメントで、成田君に負けてしまったSANADAさんは、当時ロスインゴでのスランプ中。そんなちょい前は、今は昔。

 

成田君と好勝負を繰り広げてても、王者の手の平に転がされてるようにしか見えない。

 

最後はキッチリと決めて、現IWGP王者の風格。

 

SANADA「令和闘魂三銃士、全員やってみて、みんなそれぞれ違う個性があって、新日本の…新日本プロレスの未来だなと思いました。

ただ、まだ未来であって、今は俺なんだよ。今年は俺なんだよ。いや、未来も俺かもしれないけど。

 でも、3人とやってみて、なんかやっぱり自分が言える立場じゃないんですけど、清宮選手の方が一つ頭抜けてるかなって。

切磋琢磨して、また挑戦してきてください」

 

やるぅ…SANADAさん。

 

やるぅ…と言えば、この日、やったのは、この人。

 

新日の絶対王者にして、Bブロックの大本命、話題になるのは…誰がオカダ・カズチカを止めるのか…の、オカダ君を!

 

今年、止めた、男

 

現IWGP USチャンプ、オカダ・カズチカに見出された男、次に外国人選手でG1を制するとしたら、この人…ウィル・オスプレイ

 

 

20分1本勝負という限られた時間の中で、オカダ・カズチカから3カウントを取りました。

これは…凄い事。

それもキッチリと3カウント。

 

 

これは、凄いこと。大田区総合体育館、燃える。

 

 

オスプレイのマイクアピール
「オカダ、アリガトウゴザイマス!

普段、大きなシングルマッチでは、コブ、HENARE、オーカーンがセコンドにいるが、今日はオオタ(の観客が)が俺のセコンドだった。アリガトウゴザイマス。」

 

「このシリーズは最高峰の闘いだ。みんなに問おう。

キョウ、セカイイチバン、プロレス、ダレデスカ?

俺が『G1 CLIMAX』で優勝する!

俺はウィル・オスプレイ!俺は別次元にいる!

アリガトウゴザイマシタ!(場内拍手&歓声)」

 

 

うむ、とりあえず、オスプレイを祝福し、称えよ。

バックステージで言ってました。

オカダ・カズチカに対し「あんたの敵になれるということは、本当に名誉なことだ。」

 

そのオカダ君です。

「まぁ、今日のオスプレイの勝ちってのは、マグレでも何でもないでしょう。…あぁ、悔しいね」


「まぁ、チームは違えど…兄弟のような感じでやってきて…弟に負けるのってこんなに悔しいんだね。ただね、まぁ…オスプレイが強いってのは、ここ何年かで分かってたことだし…まぁでも、もうこの『G1』戦えないわけじゃないしね。

オスプレイ、決勝で会おうぜ」

 
 
結果です。
 

Aブロック

5勝0敗、SANADA

4勝1敗、

2勝1敗2分、清宮海斗、海野翔太

2勝2敗1分、ゲイブ・キッド

2勝3敗、チェーズ・オーエンズ、ヒクレオ

1勝3敗1分、辻陽太

0勝3敗2分、成田蓮


SANADA独走で、清宮君と海野君が追走のAブロック。

 

 

Bブロック

4勝1敗、オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ

3勝2敗、タイチ、

2勝3敗、YOSHI-HASHI、KENTA、タンガ・ロア、エル・ファンタズモ

1勝4敗、グレート・Oカーン


オカダ君とオスプレイが同率1位で、タイチさん追走のBブロック。

 

さらなる波乱が起きるのか…。

絶品のG1は、続く…。

後追いですが…

 
ちなみに、食後のデザートは、絶品でした。
 
ごちそうさまでした。