1949年7月10日、白秋碑除幕式から75年目の本日、
「第47回みさき白秋まつり碑前祭」に出席しました。
式典では、城ヶ島保育園、三崎小学校、三浦市合唱連盟の皆様により北原白秋の歌が披露され、現代にも歌い継がれてきました。
近代を代表する詩人北原白秋は、三浦三崎をこよなく愛した詩人であり、
その三崎滞在時代は、白秋文学の上でも重要な転機をもたらしたといわれています。
白秋本人が生前に歌碑建立を許したのは、三浦市にある城ヶ島と見桃寺に限られていたことでも知ることができます。
三浦市に残した白秋の偉大な足跡は、城ヶ島を全国に紹介し、
今も人々の心に香り高く花咲いており、「みさき白秋まつり」は、
この白秋の偉大な功績を末長く顕彰するとともに、
ありし日の白秋を追悼するため毎年行うものです。
「雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利久鼠の 雨がふる」『城ヶ島の雨』より