神奈川県議会本会議「代表質問」初日。
自民党の藤代ゆうや議員から、
「SNS型投資・ロマンス詐欺の撲滅に向けた取組みについて」質問がありました。
SNS型投資詐欺については、インターネット上において
著名人になりすましたバナー広告を載せ、興味を持った人から
投資名目で多額のお金を振り込ませてだまし取るなど、
新NISAの開始によって高まった投資への前向きな機運を悪用する極めて悪質な犯罪です。
またロマンス詐欺については、数年前から少なからず発生しており、
最近は老若男女を問わず、マッチングアプリ等の
インターネットを活用した交際が一般化したことで、さらに急増傾向となっています。
そこで、県警察では、急増するSNS型投資・ロマンス詐欺に対し、
どのような対策を講じていくのか？警察本部長の見解を問いました。
警察本部長からは、…
令和6年4月末現在の被害状況は、SNS型投資詐欺は認知件数が139件、被害総額約23億8600万円、
ロマンス詐欺は認知件数41件、被害額約4億5400万円、となっている。
こうした状況をふまえて、今年4月に組織犯罪対策本部長を長とする「SNS型投資・ロマンス詐欺対策プロジェクトチーム」を設置し、
部門横断的な検挙・抑止対策を講じている。
検挙対策としては、サイバー捜査部門とも緊密に連携した実態解明、被疑者の検挙に向けた捜査を推進している。
抑止対策としては、防犯キャンペーンや防犯講和のほか、各種SNSを活用した幅広い世代に対する注意喚起を実施している。
県警察としては、今後ともプロジェクトチームを軸とした検挙抑止対策によって、これらSNS型投資・ロマンス詐欺の撲滅に向けて取り組んでいく、
…旨の答弁がありました。
