神奈川県議会「予算委員会」三日目。
自民党から田中洋次郎・藤代ゆうや・内田みほこ議員が登壇しました。
「GPS登山アプリを活用した登山者の安全対策について」、
田中洋次郎議員から質問がありました。
神奈川県の山岳遭難は、令和5年で 179件204人
(50歳代以上が7割／道迷い55人・疲労53人・転倒32人等)、
亡くなられた方は14人(前年比3人増)と年々増加傾向となっており、
山岳遭難防止に向けて、民間事業者や市町村、県警察と連携して取り組む必要があります。
本県では、県警は既に登山アプリ会社「株式会社ヤマップ」と、
協定を結んで取組みを進めています。
YAMAP(ヤマップ) は、登山人口550万人のなか400万人ダウンロード登録を達しており、
スマホを使って、オンラインで登山計画書を提出できたり、
GPSとオリジナル地図のマッピングで電波の届かない山中でも
現在地と行き先がわかり道迷い防止にも役立つ、
登山者を支援する便利なアプリケーションサービスです。
尾﨏環境農政局長からは…、
県内には県管理以外の国・市町村管理の山岳もあり、情報共有等調整も必要だが、
県と県警察、株式会社ヤマップの三者協定について、
今年5月ごろの協定締結を目指している、旨の答弁がありました。
自民党各委員の質問項目は下記の通りです。
１．GPS登山アプリを活用した登山者の安全対策について
〇本県の登山者数について 防災警察
〇安全登山の取組について
〇県内の山岳遭難の発生状況について
〇他県における山岳遭難防止の取組状況について
〇(株)ヤマップ等との連携について
〇多様な登山道の管理者との連携について
２．教員の働き方改革の推進について
〇県庁の働き方改革について 総務政策
〇オフィス環境の改善について
〇教員の長時間勤務について
〇業務アシスタント等の配置について
〇学校現場におけるオフィス改善について
〇部活動指導員の配置等について
〇部活動の地域移行について
〇教科担任制と35人以下学級の整備について
〇教員の働き方改革を推進するための今後の取組について
３．若い世代に向けた孤独・孤立対策の取組について
〇困難を抱える若い世代の特性について
〇ヤングケアラーへの支援について
〇ケアリーバーへの支援について
〇ひきこもり当事者とその家族への支援について
〇性的マイノリティ向けの相談事業について
〇こころの健康やいのちを守るための相談に係る取組について
〇困難を抱える子どもに対する県立高校の取組について
〇ＮＰＯ等との連携について
〇若い世代への孤独・孤立対策に係る今後の取組について
４．中小企業の脱炭素化の促進について
〇脱炭素化に取り組む企業のメリットについて
〇中小企業の脱炭素化の取組状況について
〇令和６年度における中小企業への支援方針について
〇中小企業脱炭素支援パッケージの支援内容について
〇中小企業脱炭素支援パッケージの今後の展開について
５．困難な問題を抱える女性等への支援について
〇困難な問題を抱える女性への支援に関する法律における支援対象について
〇女性支援を担う県機関の変更について
〇県が策定する基本計画について
〇様々な課題を抱える女性への支援について
〇多様な分野の関係機関との連携による支援について
〇女性の就労支援について
〇性被害を受けた女性に対する相談体制について
〇県警察における配偶者暴力事案の対応について
〇複合的な課題を抱える女性に対する相談体制について
〇困難な問題を抱える女性の居場所の確保について
〇女性相談支援員に対する研修について
６．外国企業誘致について
〇外国企業の誘致実績について
〇外国企業を誘致するための支援について
〇海外駐在員の誘致活動について
〇メリーランド州との教育交流における海外駐在員の活動について
〇外国企業が県内で企業活動を継続するための支援について
〇外国企業誘致の今後の取組について
