アドベンチャートラベル | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

今回の議会視察、私の中テーマは「スポーツツーリズム」です。

北海道庁「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道実行委員会」を視察しました。

北海道は本年9月11日〜14日の期間で、「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)北海道・日本」を開催します。
ATWSは、市場規模70兆円、観光消費額は一般旅行の2倍といわれるアドベンチャートラベルの国際団体が主催するネットワークの機会を設ける世界最大のイベントで、およそ60の国、約800名が参加します。

北海道庁観光振興課アドベンチャートラベルサミット企画担当の福田主幹よりご説明を頂きました。
北海道庁として、高付加価値でストーリーのある旅、アドベンチャートラベル(AT)推進に向けて、
①機運の醸成・認知度向上②質の高いガイド等の育成確保③顧客ニーズに対応した魅力あるコンテンツの設定④商品販売体制の整備、に取り組んでいます。
ガイドの育成確保として、今年度から「北海道アドベンチャートラベルガイド制度」をスタートさせ、知事認定の公式ガイドを育成していくことになりました。

アドベンチャートラベルとは、一般的に『アクティビティ』『自然』『異文化体験』の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態と定義されます。
1ツアー数泊、30〜40万円と高価な旅であり、アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々との交流楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。
サステナビリティや旅行を通じた地域貢献を重要視する層から支持されており、
主にヨーロッパや北米、オーストラリアを中心とした富裕層に人気が高まっています。
北海道は、知床をはじめとした「美しく雄大な自然」や「豊かな食」、アイヌ文化や縄文遺跡群といった「北海道独自の文化」、サイクリングやカヌー、スキーといった「多様なアクティビティ」を楽しむ環境が整っており、四季を通じて楽しめるまさにATの適地なのです。

ATツアー商品造成のポイントは、①ストーリー(体験観光を繋がるだけでなく、土地の自然や歴史文化等地域理解のためのコンテンツも必要)、②ガイド(工程管理や安全管理だけでなく、地域とお客様をつなぐ存在、旅の演出家)、③チャレンジ(内面変化に必要なチャレンジ、自分の限界を超えた未知なるものに挑む、それがアドベンチャー)。
事例としては…「日本最北の地を目指して上川・宗谷 カヌーとサイクリングツアー」…アイヌ文化体験(川村力子アイヌ記念館)→地産食材で炉端焼き→名寄川リバーウォーク→地ビールと地産地消の洋食→天塩川リバーカヌー→サロベツ湿原・オロロンラインサイクリングで最北端宗谷岬へ→海鮮料理中心の郷土料理等…