本日「神奈川県議会 第一回定例会」が開会しました。
来年度予算を決める予算議会で、3月25日まで44日間の会期です。
神奈川県は令和四年度一般会計当初予算案として、
過去最大2兆3448億円(前年度114.5%)を計上しました。
今回の予算案のテーマは「『いのち』と『暮らし』を守り、新しい日常へ」。
〇新型コロナウイルスへの対応として3912億9899万円計上し、
医療提供体制の維持(ワクチン接種促進や2,800床の病床確保、宿泊療養施設運営等)と、
経済回復に向けた施策(ビジネスモデル転換事業への補助や資金繰り支援、
キャッシュレス決済や旅行割引、観光プロモーション等需要の喚起等)を展開します。
〇コロナ禍で顕在化した生活困窮者対策の更なる推進として
(子ども食堂や女性、医療的ケア児、ヤングケアラーへの支援等)新たな課題へも対応します。
〇県民生活に直結するインフラ整備
(水防災戦略・教育施設・交通安全施設等、昨年度比117.6億円増)をさらに推進します。
インフラ整備のうち水防災戦略では、特に県民の関心の高い
急傾斜地崩壊対策の整備を加速化するため、前年度23億円から33億円に増額し、
現在要望を受けている400か所の完了を7年間に早めます(当初13年間)。