感謝の気持ちの金曜日「ブルーフライデー」。
新型コロナに立ち向かう医療・介護従事者への感謝を示すため、
県では毎週金曜日に「BLUE FRIDAY」として青色のものを身に着けて勤務しています。
神奈川県議会「経済・産業振興特別委員会」が開催されました。
私は副委員長として田中徳一郎委員長の補佐を務めています。
自民党 桝晴太郎議員からは、
新型コロナに係る県内中小企業への支援について質問がありました。
「感染防止対策用アクリル板や加湿器等の貸出」が、
急きょ11月25日から県内飲食店向けに開始されました。
感染防止対策用器具等の貸出状況は以下の通りです（12月10日現在）
〇アクリル板… 22,438枚
〇サーキュレーター… 400台 受付停止中
〇加湿器… 200台 受付停止中
〇CO2濃度測定器… 200台 初日で受付停止に
※申込はHP申込みフォームか電話にてお申し込みください（貸出は先着順）。
【電話】080-7486-6356
この貸出事業は、先着順や貸出場所が横浜市「かながわ労働プラザ」のみ
ということから、県民にとって不公平な部分あると私は感じています。
こうした事業が急きょ実施されたのには背景があります。
11月からの感染拡大を受けて、経済活動を維持するためにも
飲食店の感染防止対策の強化が必要でした。
本来であれば、購入費用の4分の3を補助する補助金、
「中小企業・小規模企業感染症対策事業費補助金」
の支援内容をを拡充した上で、広く県民が申請できる制度にすべきだと思います。
しかし、国の交付金を活用するためには、
今年度末（3月末）までの支払い完了が必要であり、
手続き上12月4日に申請を締め切らなければなりません。
そのためコロナ対策の協力金や補助金の残金1億8千万円を流用して
期間限定の貸出という制度が設定されたのです。
現在はアクリル板以外は受付停止中で、貸出の準備が整い次第、
順次再開し、3月末まで事業実施予定です。
委員会質疑では、桝委員から…
数が不足し受付停止されている機器について早期に手配すること、
また貸出場所について、各県政総合センターで配布する等県民サービスを徹底し、
公平性を欠かさぬよう、強く要望されました。
