神奈川県議会「一般質問」最終日、自民党からは山口貴裕議員・神倉寛明議員が登壇。
私は神倉議員の質問補助を務めました。
「新型コロナウイルス感染症予防と口腔ケアについて」質問がありました。
鶴見大学歯学部 花田信弘教授の研究によれば、
新型コロナウイルスに感染すると、
ウイルスは口腔内で増殖し周囲に拡大していきます。
そのため、歯磨きや口腔ケアなどで口腔内の清掃をきっちり行うことで、
発症予防・重症化予防につながる、というものです。
まだまだ未解明の部分も多いですが、
インフルエンザウイルスについては実証されており、
適切な口腔ケアを実施することで新型コロナについて感染や重症化が抑制できれば、
県民の命を守るための方策として大いに期待できます。
神奈川県は、平成23年に「神奈川県歯及び口腔の健康づくり推進条例」を制定し、
高齢者などの口腔機能の衰えであるオーラルフレイルへの対策等
全国に先駆けて取り組んできた実績があり、
歯科医師会等関係団体と連携し、
口腔ケアを活用した感染症対策についても積極的に発信すべきと考えます。
今後、県としてどのように取り組んでいくのか、見解を問いました。
＜山口貴裕議員の質問項目＞
1．県計画の改定時期の見直しについて
2．児童虐待防止対策について
3．新型コロナウイルス感染症軽症者等に係る宿泊療養施設について
4．今後の新型コロナウイルス感染症拡大を見据えた医療物資の確保について
5．神奈川県総合リハビリテーションセンターの整備について
6．リモート観光の取組について
7．宮ヶ瀬湖周辺地域の活性化について
8．県立高校における建設人材の育成について
＜神倉寛明議員の質問項目＞
1．保健福祉事務所の機能について
(1)新型コロナウイルス感染症下における保健所機能について
(2)平塚保健福祉事務所秦野センターの建替えについて
2．新型コロナウイルス感染症予防と口腔ケアについて
3．県立学校における新型コロナウイルス感染症への対応について
4．秦野赤十字病院の今後の役割について
5．丹沢地域の魅力と資源活用について
(1)丹沢地域の観光振興について
(2)丹沢地域の県有資源の有効活用について
6．保安林の災害対策について
