那覇市若狭公民館 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

「那覇市若狭公民館」を視察しました。

第70回優良公民館表彰(平成30年)において、全国1万4千館の中から最優秀館に選ばれました。


現在、複雑化する社会状況(多様化、孤立、貧困)の中、公民館の役割の変化が求められています。


若狭公民館エリア(本庁地区)は約3万人、松山・辻・前島等歓楽街があり、生活保護率は6.2%、
夜間に働く女性(夜間保育園)や外国人が多いのが特徴で、自治会加入率はわずか14.8%…

"つながり"は強制すると"しがらみ"になる…
→ 「めんどくさい」を乗り越えるには、"楽しい"などの何らかの魅力が必要!


地域課題を解決するために、多様な機関との連携・協働によって、魅力ある楽しい活動を軸として地域コミュニティの再構築を図ろうとしています。

平成17年に周辺の自治会長・役員、近隣の学校長・PTA会長、図書館・児童館等の施設長で構成する外部委員会を独自に設置したのがはじまりです。
平成19年に同委員会を「地域サポートわかさ」としてNPO法人化し、
それまで市直営で運営されていた公民館を指定管理者として運営を引き受けました。


具体的な活動としては、「防災キャンプ」や文化祭開催、英会話教室、
在住ネパール人との交流、移動式公民館の運営、そして積極的な情報発信(SNSや広報誌)といった活動を実施しています。


移動公民館「パーラー公民館」は、生活圏内に公民館のない那覇市曙地区で、
アートを取り入れ様々な専門家の協力を得て「あけぼののうた☆おひろめ会」「アルバ ム持ち寄りお茶会」「移動図書館・読み聞かせ」等
幅広い年齢層の参加・活動を拡大しています。


公民館運営や事業、講座の企画については、専門知識を持った職員や企画のノウハウの不足そして広報といった課題が山積しています。
それを解消するために、PDCAサイクルで能動的な活動内容へ機能させる「企画づくりのじゃばら手帳」を開発し、職員研修を行っています。



公民館が地域の魅力を引き出し、地域の方々の自治意識を育みユニークな取り組みができれば豊かな地域を創ることができるのです。