かながわ自民党「神奈川県の農業を推進する会」現地視察に参加しました。
JAかながわ西湘の取組みについて調査するものです。
JAかながわ西湘は、神奈川県西部に位置する2市8町
(小田原、南足柄市、中井、大井、松田、山北、開成、箱根、真鶴、湯河原町)をエリアとし、
温暖な気候に恵まれた環境の中でミカンやキウイフルーツ、梅、茶、米など
さまざまな作物が栽培されています。
「青木氏圃場(レモン栽培)」
小田原市においても、生産者の高齢化や次世代の農業を担う若者の不足によって、
耕作放棄地が年々増加していることが課題となっており、
みかん栽培からレモン栽培に転換する取り組みが行われています。
青木さんのみかん畑では、14年前からレモン栽培に挑戦、
150aのうち40a70本がレモン畑となっています。
9月頃から収穫がはじまり、年末にかけて本格的な黄色いレモンが収穫出来ます。
今頃の緑色のレモンの方が香りが良いそうです。
2018年よりJAかながわ西湘として政策的に取り組むことになり、レモン振興計画を策定、
令和2年1月には統一ブランドの名称を決めて大々的に売り込んでいくことになります。
「有害鳥獣被害」では、イノシシの被害がひどく、防護柵をつけても潜って入ってきて根をほじるので、さらに網やブロックを設置して対応しています。
「JAかながわ西湘本店」では、長嶋喜満会長をはじめとするJA神奈川中央会、JA神奈川青壮年部協議会、かながわ西湘の皆様との意見交換が実施されました。
半日で全国から農作物が集まる時代…
JAグループ神奈川では、平成26年からの農協改革の2サイクル目として「めざす姿」が決議されました。
令和3年度までの「めざす姿」は…
◯多様な担い手・農業を支え続ける姿
◯多様な組合員が集い、協同活動を活発に展開している姿
◯県下全域で全ての組合員・利用者に、総合事業機能を安定的かつ持続的に提供し続ける姿