神奈川県観光振興計画 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県議会 本会議「代表質問」3日目。


我が会派からは、渡辺紀之県議(伊勢原)が登壇しました。



「神奈川県観光振興計画」の改定について質問がありました。


県の入込観光客数は、平成29年の調査結果で、初めて2億人を突破し、
観光振興計画の目標を1年前倒しで達成しました(三浦市は4.8%増の631万人)。
しかし、観光消費額の総額は前年よりも少ない9628億円と
目標の1兆3千億円を下回っています。
観光客数の増加だけでなく、観光消費額を高め、地域経済の活性化を図っていくことが
観光立県かながわの実現に向け極めて重要です。
今年度末に期間満了する観光振興計画改定に当たり、
成果と課題をどう認識し、どのような考えで改定に取り組んでいくのか、
知事に見解を問いました。



これまで県では観光振興計画に基づき、「観光資源の発掘・磨き上げ」
「戦略的プロモーションの推進」「受入環境整備」の3本柱で、
観光施策を積極的に展開し、目標観光客数の2億人を突破することができました。
しかしながら、県内観光客の9割が日帰り客ということで、
観光消費額が目標額に達していないこともあり、
観光客数の増加だけでなく「観光消費額」を高めていくことが
県内地域経済の活性化のため重要な課題となっております。
そのため、観光消費額を高める取り組みとして
県内宿泊施設のPRやナイトタイムエコノミー・早朝型観光といった
宿泊客増加の施策に取り組みます。
さらにラグビーワールドカップや東京五輪に向けて、
外国人富裕層やクルーズ客を取り込むため、
美術館・寺社を活用したイベント開催やMICEといった
新たな富裕層を惹きつける取り組みを計画します。
また災害時において、外国人観光客に向けた
正確かつ迅速な情報伝達のできる環境整備など、
新たな視点で実効性のある計画を策定するために
県議会や民間、観光協会、県観光審議会等の意見を伺いながら
新たな改定作業をすすめてまいります、
との答弁がありました。




質問項目は下記のとおりです。


1.県民生活の安全・安心について
 (1)鳥獣被害対策の取組について
 (2)就学前児童の教育・保育を担う人材の確保について
 (3)高齢者虐待防止対策について
 (4)県立学校におけるエアコンの設置について

2.地域経済の活性化について
 (1)アユの禁漁期間の見直しについて
 (2)今後の文化芸術の取組について
 (3)神奈川県観光振興計画の改定について
 (4)企業経営の早期改善に向けた取組について

3.県政の諸課題について
 (1)ともに生きる社会の実現に向けた県職員の障がい者理解の促進について
 (2)ヘルスイノベーションスクールの認可後の対応について
 (3)WHOとの連携について
 (4)SDGsに係る本県の取組について