地域気候変動適応センター | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県議会 本会議「代表質問」1日目。


我が会派からは、国松誠政調会長が登壇しました。
「気候変動への適応について」質問がありました。



今年の夏は、記録的猛暑や平成30年7月豪雨といった豪雨暴風等、
地球温暖化の影響が着実に進行していることを実感しています。
三浦半島におきましても、近年高潮や豪雨被害を受けたり、
海水温の上昇に伴い海域の海草が死滅してしまう磯焼け等、
農水産業への影響も出てきております。
こうした気候変動の影響に対し、被害の軽減やリスク回避の対策である
「適応策」の重要性が一層増してきており、
さらに取り組みを進めるべきですが、その見解を知事に問いました。

県では、平成28年10月改定の「神奈川県地球温暖化対策計画」に
適応策を位置づけており、高潮や熱中症対策、農林水産業対策など
様々な分野で対策を進めています。
農業では、イチゴの株元を減らして花芽の形成を促進させる局所冷却技術を開発しており、
また水産業では、海水温の上昇で増えたアイゴやガンガゼが海藻を食べて
極端に減少してしまう磯焼け対策として、除去したアイゴの有効活用を図るため、
食用加工品の開発にも取り組んでいます。
今年6月、国の「気候変動適応法」が制定されました。
県には気候変動の影響及び適応に関する情報の収集や提供等を行う拠点
「地域気候変動適応センター」設置に努めることが求められることから、
設置に向けて、センターの体制を整えてまいります。
また県内にある「地球環境戦略研究機関」と連携し、情報の収集・分析及び提供に努め、
全庁的な情報共有や市町村への取り組みを支援することで、
県民の皆様が住みやすく良好な環境のかながわを次世代につなげていきたい、
との知事答弁がありました。




すべての質問項目は下記のとおりです。

1.県政課題に対する知事の基本姿勢について
 (1)大規模災害を踏まえた減災対策について
 (2)気候変動への適応について
 (3)本県の税収見通し等について
  ア 平成30年度と31年度の県税収入見通しについて
  イ 平成31年度の財政収支見通しについて
 (4)昨年度の決算特別委員会の審査を踏まえた対応について
  ア 決算関係資料の誤り防止の取組について
  イ 県立障害者支援施設指定管理者の決算状況の分析を踏まえた今後の対応について
 (5)株式会社湘南国際村協会の経営見直しと湘南国際村の今後のあり方について
2.経済のエンジンを回す取組について
 (1)「セレクト神奈川100」終了後の企業誘致の取組について
 (2)エネルギー政策に対する取組について
 (3)村岡・深沢のまちづくりと新駅設置に向けた取組について
3.安全・安心を守る取組について
 (1)国の児童虐待防止の緊急総合対策を踏まえた対応について
 (2)動物愛護管理の推進について
 (3)県営水道における今後の事業経営について
  ア 次期「神奈川県営水道事業経営計画」について
  イ ベトナムへの水道技術協力について
 (4)特殊詐欺対策について
4.県政の重要課題について
 (1)障がい者雇用率の報告誤りについて
  ア 知事の認識と今後の取組について
  イ 教育長の認識と今後の取組について
 (2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組について
  ア 東京2020大会セーリング競技における課題解決に向けた取組について
  イ 県立体育センターの再整備について
 (3)県立高校改革の推進について