「神奈川県議会 一般質問」初日。
我が会派からは田中信次議員、質問補助者に武田翔議員が登壇しました。
「エネルギー政策に関する今後の取組について 」質問がありました。
神奈川県では「かながわスマートエネルギー計画」改訂作業を行っており、
計画推進には、固定価格買取制度に頼るだけでなく
自家消費による太陽光発電の導入拡大など、
創エネ、省エネ、畜エネを組み合わせて取組を行っていく必要があります。
エネルギー政策について、今後どのように取り組んでいくのか見解を問いました。
黒岩知事の答弁では、創エネだけでなく省エネ、畜エネを着実に強化していく。
自家消費型太陽光発電や蓄電池の導入促進、
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及促進、
また創エネできない既存住宅には省エネ改修の支援等に取り組み、
電気自動車の更なる普及に向けては、
新たにワークプレイスチャージング導入※を事業化する。
さらにはZEHや省エネ改修の認知度向上のためのイベント開催や
太陽光発電の普及啓発のためのソーラーフェアの開催等
総合的にエネルギー自立の取り組みを進めていく、との発言がありました。
「かながわスマートエネルギー計画」推進についての予算額は
平成24年度当初予算で30億円近かったものが、29年度に7億8437万円、
来年度は5億1881万円と年々減額され、
小型風力・温泉熱発電等の補助金等がカットされているのは残念です。
※ワークプレイスチャージング(職場充電)とは…
企業の社屋や工場に充電器を設置し、従業員や来訪者が勤務中や業務中に
電気自動車の充電を行い、より快適に電気自動車を利用できるようにする取り組み。
事業所周辺地域には車両の排気ガス抑制による環境保全効果を、
従業員には電気自動車通勤の利便性を高めるメリットを提供し、
地域と企業と従業員のwin-winの関係を築くことが出来ます。
一般質問の発言時間は30分となっており、田中議員の質問項目は下記のとおりでした。
1.県庁の働き方改革の推進について
2.県職員採用における人材確保対策について
3.新たな待機児童対策について
4.エネルギー政策に関する今後の取組について
5.都市農地保全の支援について
6.児童養護施設退所児童への支援について
7.電話リレーサービスの普及に向けた取組について