横浜市金沢区にある萬世リサイクルシステムズ(株)の
産業廃棄物処理施設を視察させて頂きました。
24時間稼働する日本最大級の施設です。廃プラスチック工場では、塩化ビニルや金属を除去して粉砕し、
1個400kgのサイコロ型に圧縮して、「フラフ燃料」にします。
一日に80トン処理されています。
製紙会社にて400Mcal(メガカロリー)分の燃料として利用されます。石炭よりも半分の価格で、二酸化炭素排出量も少ないそうです。
廃木くず工場では、細かく粉砕して
ボード・パルプ原料向けのチップとバイオマス燃料チップに。
燃料チップは、製紙会社のボイラー燃料や発電会社の燃料として利用されています。
生木の10%もチップとなるそうです。
一日280トン処理されます。
また、NPO法人Reライフスタイルを設立し、県内各地よりペットボトルキャップを集めたリサイクル活動を実施し、
ポリオワクチン2,000万円分の寄付を集めました。
将来を見据えて、NEDOと協働で太陽光パネルのリサイクルの技術開発も行っています。
JICAと協働により、フィリピン国セブ島バランガイのいわゆる「ゴミ山」に
ウエストピッカーを雇って事業所を設け、
セメント工場の燃料にする
廃プラスチックリサイクルに取り組んでおります。