些細な嘘が生み出した小さな思い違いが、家族の中に波紋のように広がってゆき。
そこから生じる軋轢はやがて、住み着いた地縛霊を追いつめてゆく…。
果たして彼は、幸福を手にすることができるのか?
そんなお話しではなかったと思うのですが、舞台「止むに止まれず」@中野ザ・ポケット。
とにかく、ぶち、おもしろかったです!
とある家族のお茶の間を舞台に繰り広げられる、やや非日常な日常系コメディーなのですが、家族同士での普通の怒鳴り合いや、スキンシップでばんばん叩きあうあの感じ。
日常的な親子のケンカでひびく、何かが落ちたりぶつかったり壊れたりするあの音。
いやぁ、なんだがすごく、懐かしかったです。(´∀`)
(自分は慣れているので、すごく普通な感じだったのですが、そういえば他の方にとっては、どう聞こえるのでしょう)
役者さんたち皆様、演技が自然体というか板についた感じで、目の前で「寺内貫太郎一家」を見ているような錯覚に陥りました。
ドタバタも結構激しくて、スカートの方とかは、めくれ上がってしまわないかと、ハラハラ…。
きっと皆さん、あちこちしにいとられる(※)んでしょうね。
(※しにいた→広島弁で、あざができることを指す)
観に行ったのはちょっと前なのですが、仕事にめどがついた今日になって、ようやく記事にしております。
残りあと一日しかありませんが、とっても面白かったので、もっと早う記事にしとりゃぁ良かったかねぇ…。
(どこまで書いたらネタバレになるんか分からんけぇ、なかなか書けんかったんよ)
なお、記事タイトルの「ぶち たいぎい!」というのは、会場でスタッフの皆さんが着られとったTシャツに印刷されていた文字です。
最近では「超、めんどくさい」という意味にも使われるんだなぁ…と、ジェネレーションギャップを感じました。(汗)
ところで、当日は劇場に早く着き過ぎたたため、時間をつぶす場所を探していたところ、お稲荷さんに出会いました。
とりあえずご挨拶をしてみたところ、早速、珈琲屋さんに出会いました。
お稲荷さんのはす向かいです。(笑)
けっこう新しい感じの自家焙煎の珈琲屋さん。
久しぶりにレギュラーコーヒーを飲みましたが、美味しかったです。
(エチオピアのサンドライがあったので、それを注文しました。産地が近いだけあって、モカ・マタリに似た風味が、とってもよかったです)←写真は飲んだ後で撮ったので、量が少なく見えるのはそのせいです
店内の席は多くはありませんが、ゆったりとくつろげる雰囲気。
今度、ポケットとかホープとかその他に来た時は、ここで時間をつぶすことに決めました。
場所は、自力で探してください。(笑)