三重の自宅の朝です。皆さんからどうしてコンバージョンEVをやるのかという質問をうける。私たちのやろうとしているコンバージョンEVは、今までのコンバージョンEVと少し考え方が異なるのであるので少しそこを書いておきたいと思う。
皆さんの知っているコンバージョンEV、元々この業界に詳しくないとこんなコンバージョンEVなどというところまで出てこない。
https://toyokeizai.net/articles/-/467681
旧車をリメークするような形で実施する人が多く、実は私も多治見でこれを最初にやろうと思っていた。ルパン3世に出てくるような車をうまく使ってとか思いながら・・その企画の大元になったのは、もちろん岩元さんのデロリアンである。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47812110W9A720C1000000/
楽しくすてきなリサイクル事業をされている方で、実際まだ野望には、多治見の陶器をリサイクルしてその器の価値をあげて、電気で鰻を食すという目標は達成していない。信長と一緒で価値を上手にすれば宝石や金や所領にも茶器がなるのである。
そんなことを思っていたのだが、やってみると非常に難しいことが業界の違いに色々苦労しながらではあったのだが、なぜか会社の出資会社におかしなことを考える人たちがいて、同じ考えという風になっていくのである。不思議である。やっていくとわかるのだが、旧車のコンバージョンEVは需要あるのだが、量産化も出来ないのでコストダウンも出来ないし、地域に足にはならない。地域で活用されていてEV化が遅いものとなっていき、商用EVのコンバージョン設計になっていくのである。
実際的に、商用バン、軽トラとかライトバンクラスに関しては、実際的に言うと、中に積む大きさが重要であり、EVになったからといってデザインを変えて欲しくない。簡単な例で言うと、赤帽や今のシーズン苗箱を積んだりする道具というのは、実はその大きさですべての仕組みが作られていて、便利にすべてが流通の動脈となって動いているのである。そう変えたくないデザインでもある。ここを上手にやらないとラストワンマイルは出来ないのである。
またある国策企業、日本〇便の方とその赤いEVを作っている人としゃべる機会があったので本音で聞くと、なぜ赤いEVは、〇菱自動車になったのかよくわかるのである。ケッパコ、ハコバンなどというのだが、業界で言うと、なぜ〇菱なのかと思ってしまう。これ単純な理由があって、荷物の積載量という面白い答えであった。日本〇便からすると、荷物をなるだけ上手に積みたいので、デザインより角ばったものが欲しい。〇菱は実際的に言うと、デザイン変更するお金がなくって、軽のハコバンのデザイン変更が出来なかっただけである。答えとは意外なところに落ちているもので・・・
実際、エンジンとかデザイン、機能を車種比較すると圧倒的に〇菱さんのシリーズは劣っている。ここは真剣に考えるとよくわかってしまうのだが、なぜかそうではなくって積める大きさが最終決定の大きな要因である。ここらへんが机の上で企画するのと実際企画する差でもあるのだが、その話を聞くとなんで一番走っているかっこいい軽バンの自動車メーカーが使われなかったのかが納得できる。ちょっとだけデザイン変更で丸みを出してしまったのである。あとタイヤの出っ張るところとかの差でもある。
この話を聞くと、商業の軽自動車系というのは、大きさを変えずに、如何に安全性や快適性を高めながら、コンバージョンしていくことが重要という結論に行きつくのである。ここらへんが面白い内容でもある。やってみたいという前向きなお話が何故かつながっていくのである。
そしてやるべき課題は単純になっていき、今ある車体は変えない。そして安全性能はコンバージョンといっても落としてはいけないという結論に行きつき車両を作っていこうとなるのである。ここらへんで運命的な出会いをするのだが・・・この運も面白いと思いながら・・・
こんな形で実はコンバージョンEVが出来ていくのである。これを地域の自動車整備工場が出来て、軽トラ、箱バンのEV化を助けたら本当に地元貢献は出来るし、自動車整備工場もEV化の勉強が出来るし、この設計に関しては、各部材に関しては、すべてハーネスとかも安全性設計していくので、パーツ安全をみていくという感じである。車検対応できる地元で出来るという考えである。
このサーキュラーエコノミーの考え方をうまく作れればと思っているいし、これが部品を作っているメーカーがOEMと真剣に話す話でもある。そこに入れるバッテリーも少し考えたいと思っている。ソーラーカーポートから続く話でもあるのだが、そんな感じで・・・活動していくと面白い・・・会社からは車までやるとはとは思っていなかったみたいである(((´∀`))ケラケラ
実際、これが本当の現場主義でもあると思いながら・・・
昨日は、雨だったので羽釜の蓋が無かったので、蓋作りをする。37cmの羽釜であるのだが、羽釜だけあって、なんとか使いたいと思っていた。かまどには絶対羽釜でもあり、このサイズも古来からの大きさであるし、日本の炊飯器文化ってあのサイズでグローバル化されていっている。そう実は便利なサイズでもある。コメ文化にはあの大きさがいいのであろう・・・こんなところが文化の輸出にもつながるのだが・・・