電池技術、行きつくとある電池になってしまう(笑) | マルハビ日記

マルハビ日記

マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。自宅療養中です。暇な生活を送っている。長時間の移動が許可されていないだけで、非常に健康なのである。従って朝会社のメールを確認して、犬の散歩に行き、ごそごそと自宅周辺を掃除するという生活を送っている。明日は雨なので、仕事の確認をしっかりして、翌週からの仕事に備える。会社の仕事もメール確認他のお陰で、あまり遅れてはいない。年度末の書類が出そろったところで入院というのは、本当に恐ろしいくらいに小生のスケジュールを知っていると言うくらいである。しかし仕込み、企画はしっかり進んでいるので安心である。ここらへんは頭脳労働者である(笑)

 

久しぶりにスマートグリッド系の話、今年度からZEHの領域にZEH+というものがプラスされる。基本何かというと、グリッドと連携してVPP制御の準備が出来ているゼロエネ住宅を増やしていこうという考えてである。ZEH+VPPが正しい表記だとは思うのだが、そこはあまり刺激しないようにVPPは少し消している。

 

そのコントロールをする際に一番大きな問題は、電池の価格を5万円/kwh以下に出来るかということが大きな課題である。これが重要なのである。単純に考えると現在、安価なEV系では、100万円で20kwh程度を実装しているものも出てきているので、値段的には、なんとかなりそうな世界になってきている。

 

しかしリチウムイオン電池では、容量は、10年で70%くらいに低下するのが常識で、その低下も含めた色々な考えを整理していかないと安定電源網には加えられないのである。それが電力インフラに入れる際の大きな課題になる。太陽光も安定電源としてインフラに入れるには本当に苦労があるのだが、電池も大きな課題があり、コストと劣化をどのようにするのかが大きな課題である。

 

実際、EVの電池寿命を延ばす場合は、充電制御を少し変更するだけで、寿命はたぶん1.5倍程度に延びる可能性はある。これは理論的にパソコンの電池と同じで、100%から0%みたな繰り返し充電を避ける。高温な場所におかないという事である。従って、80%受電くらいとソーラーガレージみたいなもので1.5倍程度の寿命が延びるのである。ダブルタイプの太陽光を使ってソーラーガレージでEVを置くことは、理論的には正しい方法となる。

 

しかしグリッドで使う場合には、夜使いたいので放電するなどの課題が出て来るので、毎日充放電を繰り返しさせてしまい、劣化の原因となるのである。ここが大きな問題で、劣化して容量が不確かになるとグリッドの安定供給には大きな問題が出てくるという事である。

 

これを技術的に説明すると、蓄電池充電深度(充電できる容量ね)と周囲温度となる訳である。周囲温度は40℃以上で短くなることは多数の論文で実証されている。これは、5kwhの電池として買っても、実力は3kwhしか使えないと言っていると考えてもいいとなるのである。しかも40℃以上ということは、冷房負荷も必要となると、何をしているかどうかわからないということになる。これが実情なのである。コスト面との相関があるので、寿命、コストではこのような形になる。

 

その電池寿命を解決する一番の手段があることを皆さん忘れているのである。アトムで使われた原子力電池である(笑)ボイジャーは打ち上げから30年経つがいまだに計測データを送ってきている。一番の問題は、プルトニウムが技術的、政治的に制約を受けて使えないのが、一番の課題だが、このまま、地底で保存するより何かに使えないかと考えてしまうのである。あるものは使いたい性格なもので・・・(笑)

 

いつの間にかアトムの駆動方法を言わなくなったことは残念である。そこまで忖度しなくていいと思います。科学の夢は夢で語れば・・・

 

 

 

 

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