庚申待からカエサル説 | マルフジノート

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SALVE!(ようこそ)

 

 

NHKの大河ドラマ「光る君へ」を見ている。

 

 

 忍者のような盗賊の直秀(毎熊克哉さん)が亡くなって最近少しつまらないが、

出典:https://www.chunichi.co.jp/article/863003

 

今週の回で主人公の父が介抱している荒屋に住む女性は源氏物語末摘花の伏線か?と思いながら見ていたら、その後「庚申待」なる習慣が登場した。

 

この習慣のこと初めて知った。

庚申待の夜人々は寝ていけないらしい。

つまり徹夜して過ごすらしい。

 

因みに庚申は60日に一度訪れるので平安時代の貴族は2ヶ月ごとに徹夜していたことになる。

 

では、この日に寝たらどうなるのか?

人の頭と腹と足には虫(三尸虫)がいて、その虫が人の悪事を監視して庚申の夜が天に登って天帝に報告の日あたり報告されれば寿命が縮んだり、死んだあと地獄に落とされたりするので悪事に身に覚えのある人々はそれを阻止するために徹夜するらしい。

 

ただし、庚申待の夜は退屈しのぎに酒や料理、詩会、音楽会、碁会と夜な夜な楽しいパーティだったようである。

昔は二ヶ月に一度楽しい風習があったものだと思ったけどこれは貴族だけの話であった。

 

 何で庚申待に引っ掛かったと言うと、実家近く天王寺に庚申街道なるものがある。

 

 

四天王寺庚申堂がありそこに通ずる道に着いた名前だろうけど、最近仕事でいく甲賀の水口にも庚申道なる看板を見て「庚申」なるもの世の中に何でこんなに転がってるのか?不思議に思っていたからである。

 

めっちゃ端折りますが前出の平安貴族、庚申待の風習が時代が降って庚申信仰となり庶民まで広がったようでここはもう少し勉強が必要である。

 

 因みに私は庚申信仰別説を唱える。

庚申のこと、「こうしん」というが「かのえさる」とも言う。

これって「カエサル」では?と言うことは・・・共和政ローマ政務官のユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)のことで実は庚申信仰とはカエサル信仰なのでは・・・

 

紀元前にクレオパトラと日本へ来て・・・

 

頭の中に三尸虫が湧いているのかも

次回は4/26が庚申の日なので寝ないでおこう!!(笑)