今日は3/14、ホワイトデー。


わたしが(ん、これはヤバいかも!?)と感じて病院に行ったのが2/14のバレンタインデーだった。

その日に生検して、2/21から2週間、抗がん剤を服用し、3/12入院、3/13手術という運びだ。


手術室に向かったのが午後1時ごろ、わたしの意識がハッキリしたのが午後5時ごろだった。

手術自体は1時間半くらいたったとのことだが、途中で術中迅速病理診断も挟んだりしたので、けっこう大変だったかも。

(わたしは意識を失っているのでわからないが。)

迅速で5ヶ所を調べたところ、いずれもマイナスとのことで転移などはみられないそうだ。


昨日は点滴だけだったけれど、今日は点滴に加えて経鼻経管栄養の注入が始まった。



これを1日3回注入。

実際には、この栄養剤の前に冷ました白湯を注入して、それから栄養剤、そして仕上げにまた白湯を少し注入してチューブ内をキレイにする。

点滴のようにポタポタ落とすので、かなり時間がかかる。

でも、これがいまわたしの命を繋いでいるのだと思うと、この乳白色の液体がなんだか愛しい。



朝9時前に主治医の診察があり、出血もみられないし、腫れも少なくて、経過良好とのこと。


心電図などのモニターとパルスオキシメーターも外してもらえた。


水分の口からの補給もOKとのこと。

水だけでなくお茶でも紅茶でも、糖質などが含まれていなければかまわないらしい。

でも、ま、やっぱり水がいいか。


あ、そうそう。

鼻からの気管挿入の影響で、術後は喉に少し痛みがあり、声が掠れてしゃべれなかったが、術前の説明で受けた通り、今日はもう大丈夫になっていた。


人間ってすごいね。回復するね。


——


夜の点滴が終わって、点滴の抹消静脈留置針(抹消静脈留置カテーテル)も外してもらえた。





これでまた少しラクになる。


いよいよ手術である。
午後1時に呼び出しがあり、看護師さんと一緒に歩いて手術室へと向かう。

手術室の横の控室のようなところで、温められたバスローブとバスタオルで身体をくるむ。
体温を下げないためとのこと。
ヘアキャップも被った。

手術台に寝て、最終確認。
名前、どんな手術かなど、訊かれることに答える。

酸素マスクをつけて、静脈に針を刺されて、マスクから出る気体のニオイがかわって、静脈からの注入にちょっと痛みを感じて、、、。

手術室には音楽が流れていて、
(あ、これ星野源だ、、、)
そこで記憶は途切れた。

次の記憶は、
「右の鼻から出血。鼻血が出てる。ワセリン塗布」
という言葉だった。

全身麻酔だったので呼吸のためのチューブを鼻から挿入していて、それを抜くときに擦れてちょっと出血したようだ。

病室(当初は4人部屋だったが個室が空いたそうで手術後は個室となった)に移ってからも、まだぼんやりしていたが、呼吸がしづらかった。
というのも、右の鼻の穴には鼻血止めのガーゼが詰められて、左の鼻の穴には経鼻経管栄養のためのチューブが胃まで通されて、どうもツライ。
舌は手術で腫れているし、口呼吸で口の中は乾くし、さんざんであった。
が、鼻血も止まり、なんとか鼻呼吸ができるようになって、やっと眠ることができた。

次に気になったのが、尿管バルーン(尿管カテーテル)。
痛気持ち悪くて、尿意もある。
麻酔から完全に覚めて起き上がれるようになってから外してもらった。
バルーンからの解放!
そしてトイレで自尿🚽

とはいえ、
・心電図などのベッドサイドモニター
・血中酸素濃度をみるパルスオキシメーター
・点滴
・栄養のための鼻チューブ
これらに繋がれているので、身動きしにくい。


でもまあ、とにかく手術は無事に終わった。

手術は全身麻酔をかけて行うので、昨日の夕食後から絶食。

脱水予防のため、今日の朝食はこちら。
OS-1


OS1、もちろん名前は知っていたけど、飲むのは初めて(だと思う)。

味もそれなりにあって、まあまあいける。


この1本(500ml)を少しずつ時間をかけて飲むよう指示があった。

飲みきりタイムは11時。


それ以降は、水分も摂れない。


そして、手術は午後1時から。


----


OS-1(500ml) を10:40に飲み切った。

血栓予防のための弾性ストッキングを履く。


あとは、待機。