シュプール号名鑑と銘打って、意外にも情報の少ないシュプール号各列車のダイヤや使用車両を可能な限り追ってみたいと思います。
第7回目は「シュプール草津・万座号」を取り上げます。90年代中盤〜後半に、シュプール上越と併結して上州路を走行する「2階建シュプール号」でしたが、上野口の新特急同士の併結運行がベースにあったことは明らかですね。
シュプール草津・万座号
運転された年(シーズン)
1994年〜1999年(6シーズン)
年ごとの運転概要
1994 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、2号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎 |
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1995 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、2号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎
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1996 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、4号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎 |
1997 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、2号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎
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1998 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、2号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎 |
1999 | 大船〜万座・鹿沢口間 1往復 (大船〜新前橋間はシュプール上越3号、2号と併結) ※弁当販売のための停車駅:高崎
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使用車両
185系200番台電車
:田町電車区6連(’94)
:新前橋電車区6連(’95〜’99)
’95は、シュプール号10周年記念塗色「フルフル」編成が限定使用されていますが、その編成の塗装作業から取材している動画を見つけましたので、シェアいたします。
備忘ですが、1994年から「草津・万座号」との併結開始で、本来の185系固定編成内に存在したサロをわざわざ抜きとったのですが、それは途中停車する新宿駅のホーム有効長の関係でした。7両(上越)+7両(草津・万座)と14両編成とした場合、有効長不足するため、12両とするため、やむなくサロを抜いたようです。
シーズンごとに、充当された列車号情報は、次項「運転ダイヤ」もあわせて参照ください。
運転ダイヤ(各年時刻表より)
【ゆき】首都圏→万座・鹿沢口
【補足】本稿では基本ダイヤのみ反映しており、シーズンごとに一部区間、駅で一時的に時刻変更が入る場合の情報は割愛しております。
【かえり】万座・鹿沢口→首都圏
【凡例】「弁」は弁当販売のため停車
【補足】本稿では基本ダイヤのみ反映しており、シーズンごとに一部区間、駅で一時的に時刻変更が入る場合の情報は割愛しております。
本日は以上です。
過去のシュプール号はじめ、日本のスキー列車の歴史をまとめた一連のブログはこちらからご覧になれます。あわせてよろしくお願いいたします。
参考資料 1994年〜2000年のJTB時刻表、鉄道ダイヤ情報(シュプール号運転情報)
参考サイト 国鉄185系電車(Wikipedia)