このブログは
自分への備忘録を兼ね
振り返りながら書いています。
前夜、高熱がでたものの
こころにしてあげたいことだらけ。
寝てる時間も、もったいない。
沐浴で胎脂まみれの髪の毛を洗ってあげたい。
黒々した髪にブラシをかけてあげたい。
手形、足形にもとりたいし
似顔絵も描きたい。
写真もたくさんたくさん撮りたい。
初乳もあげたい。
母は大忙しなのだ。
そんな中、病院へ駆けつけて
くださる人もいらして
可愛い可愛いとこころを
抱きあげてくださいました。
こころは、本当に幸せものです。
パパ、ママ、ババ以外にも
可愛がってもらえて、、、。
夕方は、心理カウンセラーや
遺伝カウンセラーの方が
わたしや夫の心に寄り添ってくださいました。
静かに、静かに耳を傾けてくださいました。
でも、、いまは耳を傾けていただくほどの
言葉が湧き出てくるわけでもなく
わりと沈黙の時間が続きました。
病室で二人きりの時間。
こころを穴のあくほど見つめては涙し
冷たいほっぺをなでなで。
時間がたつのも忘れ、眠るこころを
見つめ続けました。
本当に愛おしくて、愛おしくてたまらない。
かわいいお口に、かわいいお目々。
かわいいお手々に、かわいいお鼻。
すべてがかわいい。
帝王切開にしなくてよかったとおもう。
もし帝王切開していたら
今頃は尿道に管入れられ寝たきりのはずだ。
夕飯は、病院の近くにある
美登利寿司を買ってきてもらい
夫と病室でいただきました。
9ヶ月ぶりにまぐろを味わいました。
5月31日(土)
こころを自宅へ連れて帰るため
出産2日で退院させてもらえました。
最後の夜を家族で過ごしたいから。
真っ白なレース付きのお洋服と帽子から
男の子らしく蝶ネクタイのベビー服へ
衣装替え。
お宮参りにと買ってあったお洋服だ。
新生児にはちょっと大きすぎる。
腕まくりしたら様になった。
足には靴下を履かせることもできた。
幼馴染がお花を持ってきてくれて
こころの周りを白と黄色と緑の
美しいお花で囲むことができた。
その晩はL字ソファに夫とわたし。
センターのローテーブルに
こころを寝かせ就寝。
手を伸ばせばいつでも
こころに触れることのできる
特等席で寝ることができた。
、、、、でも寝ることはできず
朝3、4時に起きだし、
こころの似顔絵を、また描きはじた。
肉眼で見たままを描き留めたいのに
おもうように描けない。
鼻をやや斜め下からみたアングル。
可愛いお鼻に悪戦苦闘。
満足いくまで描き続けた。