✧✦ココたろうの母になる✦✧ お腹の中のまだ見ぬ21t息子のために -3ページ目

✧✦ココたろうの母になる✦✧ お腹の中のまだ見ぬ21t息子のために

7年間の不妊治療でようやく授かった初めての子がダウン症。
……アラフィフ母とココたろうの記録……

5月23日に元気な様子を超音波で確認してから

24日、25日、26日は、赤ちゃんの買い出しや

部屋の整理などに追われていてゆっくりと

休む時間があまりなく胎動が弱いことを

気に留める回数も少なかった。

 

 

24日(金)

夕飯後、そういえば胎動が?

とおもいソファに横になりお腹を触っていると

モゾッと1回動いたので、ひとまず安心。

 

 

25日(土)

家の中で赤ちゃんの部屋作りのため

洋服の整理に追われていた。
昼頃、ふと気になりamazonで買っていた

心音計とジェルで心拍確認。

馬が走るような爆音が聴こえてきて145bpmの数値。
さらに安心。

 

 

26日(日)

朝から、短肌着・長肌着・コンビ肌着

あわせ肌着・バスガーゼやガーゼハンカチ、、、、

妊娠初期に嬉しくて衝動買いしたポンチョやお洋服。

後輩から譲ってもらった靴下やおくるみなどなど、

晴れた太陽の下で干す喜びと

ずらーっと並ぶ小さな小さな服の

壮観な眺めに大きな充実感に浸っていたが、


ふと、お腹を気にすると胎動が感じられない。

気になり前日に引き続き心音計で心拍確認してみる。

前日は確認できていた心拍音が

お腹中くまなく当てても当てても感じられない。

 

羊水が多いからなのか?

 

逆子だったけど動きだして

どこに心臓があるか

見つけられないだけなのか?

 

と納得しようとするが、、、、心配で心配で仕方ない。

 

すぐにでも安心したくて

自宅から10分くらいで行ける病院で

 

「心拍確認だけでも診て欲しい」と電話をかけるも

 

「かかりつけに診てもらって」と言われてしまう。

 

クリニックはダメで総合周産期母子医療センター指定の

病院へも連絡してみたが、、、、

 

結局ダメだった。

 

ようやく、かかりつけのS医療センターへ連絡。

自宅から1時間近くかかる病院。

 

すぐにくるように指示され

身支度もそこそこに夫と向かった。

 

 

正午12時半に到着。

 

日曜でも親に連れらた子供達が緊急受付にたくさんきていた。


30、40分待ってから診察室に呼ばれた。

心拍確認の機械で、若い女性の先生が確認を始めるが、、、

 

「別の診察室へいきましょう」と急に言いだし

エレベーターへ先生と夫と3人で乗りこむ。

 

静かなエレベーターの中で

「家にある簡易の心音計では

 聴こえなかったけど

 羊水多いからですよね~?」

 

「大袈裟かもしれないけど、

 一応、安心したくて来ました~!」

 

なんて先生に話している自分。

今おもうと先生の顔が苦笑いだったのが目に浮かぶ。

 

別の診察室で先生が確認を始める。

ベットの多い部屋で誰もいないけど

相部屋の病室のようだった。

大きな窓からは、真夏のような日差しが差し込めていて

なんてのどかなんだろう~と、

エコーそっちのけで窓をみつめる自分。

病室内も外も、夫と先生と自分だけ。

周りには人っ子一人いない静かな日曜の昼下がりだった。

 

いきなり先生が部屋を出ていき

別のエコーの機械を運んできた。

 

再度、確認を始める。

ようやく様子が変だぞと思い始める自分。

 

夫は側で息を潜めながらじっとエコー画面をみている。

 

また先生は何もいわず部屋をでていき

今度は先輩らしき先生を一人連れて戻ってきた。

 

先輩先生が

「エコーみますね~」

 

そして、、、

 

「ふたりの医師で確認をしましたが

 心拍が停止しています。」

 

と。

 

きつい告知を宣告された。


すすり泣きはじめる夫。

頭が真っ白になる自分。

出産、死産から12日たちました。
あっという間に時間が過ぎていきます。

3、4日前に高熱がでて
昨夜は大量の出血でS医療センターへ
管理入院となってしまいました。

出産後2日で退院して、バタバタと
動き回っていたせいなのか、、、。
ここにきて、急に体調が崩れました。

2週間前に泊まっていた病室の隣の部屋が
今回の泊まる病室。
いやでも思い出す息子と過ごした2日間の病室。
お外を見せてあげたかったなー。

とか、いろいろ考えてしまう。


高齢のため、自分の周りの近い友人や兄妹で

2、3歳の子供のいるような家庭は皆無でした。

 

いろいろ買い揃えなきゃな〜なんておもっていたら!

ひと回り近く違う育休明けの後輩たちから

どしどしお下がりを譲り受けることができました。音譜ラブ

 

あれよあれよと、うちのココたろうは

お洋服持ちになってしまいました。ラブキラキラ

 

ありがたく頂戴しました。

ほんと感謝してもしきれないです。

 

 

あとは、抱っこ紐やベビーカー!

GWあけは、ベビーカーの比較行脚をしました。

お腹が張って疲れるるけど、楽しい疲労だななんて

能天気に笑ってました。

 

3キロのお人形いれてシュミレーション。

 

 

「様子を見て羊水を抜く入院の日を決めましょう」

と言われてから、あっという間に1週間が経ちました。

 

この日の超音波検診でお口を大きくあける

ココたろうをみました。大きなあくびなのかな〜

なんて呑気に眺めてました。

先生のひとりが、「あ、髪の毛が、かなりフサフサですね〜」

なんて話していて、なんともなごやかな雰囲気。

 

そんな和やかな雰囲気の中「羊膜剥離してますね」と先生。

「え???今度はなんじゃ?羊膜剥離??」

大変なことなんじゃないか?とおもわずにいられません。

 

「羊水刺すところが全くないくらい

赤ちゃん一周羊膜剥離してますね」と。

 

じゃ、羊水抜けないってこと???楽になるとおもったのに、

なんて思っていました。

 

超音波の結果、刺すのは難しいとのこと。

様子をみていきましょうということになりました。

 

入院の準備をしていたのに気が抜けた様子をみた

先生が「羊水抜きたい?」なんてきくもんだから、

「危険をおかしてまで抜きたくない」と言いました。

この時、何が何でも抜いて欲しいって粘っていたら、、、

ちがったのかな??とおもわずにはいられません。

今となってはどうにもなりませんが。

 

真夏?と勘違いするような

じりじりと紫外線が刺すような暑さが続く中

羊水過多の重い体で毎日動き回っていました。

安定期だし、後期だし、あと4週間もすれば出産だし、

ゴロゴロしている場合じゃぁない!

 

赤ちゃんを迎える準備で大忙しでした。

 

23日のお口をパクパクした日の超音波は

真っ正面で、わたしをしっかり見ているような

超音波写真でした。何か言いたかったのかな、、、。

 

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左が脳、右が身体。

真っ正面を見ているココたろう。

正面の超音波は初めてでした。

 

 

その数日前に新横浜のSクリニックでの3Dエコー

 

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Sクリニックは、この日卒業になりました。

バイアスピリンは23日くらいまで飲んで終了と

言われたのをすっかり忘れ25日まで飲んでいました。

 

 

卒業なのに、手で顔が隠れているのが

この時、心のこりだったのですが

4週間後には本物に会えるし

ま、いいか!とおもって粘りませんでした。

 

振り返ると、あの時もっと粘ればよかったと後悔しています。

あっという間に2週間が経ちました。

壮絶な日々でした。

 

少しづつ振り返りながら綴っていきます。

22週目以降、だいぶ書いていなかったけれど

33週目前までは幸せな日々でした。


クリフムの後期超音波も中期に続いて4月27日に受診をし、

十二指腸狭窄を指摘され羊水が少し多いとの診断をいただきました。

夫先生に図で丁寧な説明をいただきました。

母と私で説明をききましたが、とてもわかりやすかったです。


出産後すぐに手術の可能性もあるとのことで、

芝浦のA病院から成城のS病院へ転院を勧められました。


GW中はあしかがフラワーパークへ出かけたり、

佐野プレミアムアウトレットへ行ってcombiでお宮参りのお洋服や

おくるみを買ったりと充実したGWでした。
GWあけにA病院で最後に精密超音波を受けS医療センターへの

転院の紹介状と予約を入れていただきました。
早速、翌日5月16日にはS病院の受診を受けることになりました。


S医療センターでも羊水過多の診断で羊水抜いて検査をしましょうということになりました。

1週間後に入院して、、、と急にいわれたので、

「えええっ!!」とわたしが反応するや否や

「では1週間後の診察で羊水を抜く日程を決めましょう」ということに。

この時、先生に羊水過多で十二指腸狭窄の時に起こるかもしれない症例の話を聞きました。

それは臍帯潰瘍という初めて聞く言葉でした。

赤ちゃんが羊水を飲み込めず、逆に胆のう酸を羊水の中に吐き出してしまい

ヘソの緒を溶かしてしまう恐れがあるという話でした。


「ヘソの緒って、、、、生命線じゃないですかっ!!!」

と思わず大きな声をあげてしまいました。


そんな可能性もあるなんて。

まさかうちの子に限って、、、と、その時はおもいました。
まずは、検査から検査から。


転院早々1白2泊の入院準備に

追われることになるとはとビビりながら、、、自宅に戻りました。


4泊用のスーツケースには、なんとなく詰めかけの服や洗面道具が

無造作に入れてあるので、少し整理しながら詰めていこうとおもっていました。

先輩ママから高齢出産はいつ早産になるかもわからないから

入院準備は早めにとアドバイスをもらっていて、

なんとなく現実味ないまま詰めかけていました。


ココたろうのクリフムでの超音波になります。

28週目の超音波。

 

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はじめ30週目か31週目のGWあけ受診を

希望していたのですが、28週目は脳の深いところまで

見えるということで初期超音波の患者さんに紛れさせて

いただき後期の受診をさせていただきました。

本当に本当に親身に対応してくださる

クリニックだと思います。

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脳のシワなどいろいろ見えました。

これから、どんどんシワも増えてくれるのかしら、
と楽しみでした。

 

十二指腸狭窄の説明を受けました。

完全に閉鎖はしていなかったけど

つまり気味でした。

 

なんとか出産まで頑張って欲しいと

このときは願うことしかできませんでした。