33w3d 【 5月26日〜29日_無痛分娩へ向けて ① 】 | ✧✦ココたろうの母になる✦✧ お腹の中のまだ見ぬ21t息子のために

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7年間の不妊治療でようやく授かった初めての子がダウン症。
……アラフィフ母とココたろうの記録……

このブログは

自分への備忘録を兼ね

振り返りながら書いています。

 

 

 

足あと 足あと 足あと 足あと 足あと 足あと

 

足あと 足あと 足あと 足あと 足あと 足あと

 

 

 

5月26日(日)に心拍停止を告げられ

着の身着のまま入院となる。

 

詰めかけのスーツケースを取りに夫は自宅へ。

その間も看護師さんや、助産師さん、当直の先生や、

麻酔科の先生がせわしなく病室へ出入りをする。

 

入院の手続きの書類、麻酔の同意書、帝王切開の

説明などなど。

 

どれひとつ、耳に入ってこない。

後日、看護師さんが勤務交代時に

『何を言っても上の空の精神不安定気味』と

申し送りをしていたこと知りました。

 

精神不安定にもなりますともっ!

 

この日から睡眠薬の処方をお願いしたところ

精神安定剤が処方せれていました。

 

何日か飲み続けたあとに、

どんな薬かネットで検索してわかりました。

 

自分ではしっかりしなきゃと言い聞かせ

シャンとしてたつもりだったのに。

 

そんなシャンとしているつもりのわたしは、

当直の先生に帝王切開をやめて無痛分娩の希望を

だしていました。

が、

子宮筋腫の手術でお腹を数年前に切っていたので

リスクが大きすぎると説明を受けました。

 

さらに、
麻酔科の先生が再再再度病室にきて

バイアスピリン(血液をサラサラにする不育症のための薬)

を飲んでいたので、5~7日間あけないと麻酔の後遺症

硬膜外血腫のリスクが高くなるので

無痛分娩もできません、と!!

 

なんか、

ダメダメずくめじゃないか~~~!!

考えるのも面倒になり

とりあえず薬をのんで寝ることに。

 

夫は付添人として病室に泊まってくれました。

この後、狭い寝返りもうてない

ソファーベットに5日間も泊まることに、、、。

 

 

 

27日(月)

担当医の胎児科チームの先生が早朝にやってきました。

 

リスクは十分承知で

無理言って無痛分娩の希望をしました。

母はリスクを聞いていたので大反対。

 

でも、でも、でも、

帝王切開すると数日ベッドから動けない。

となると、、、

赤ちゃんと過ごせる日が2日間しかないのに

ベッドで寝ている場合じゃないっ。

 

かといって、

陣痛もきていない状態から普通分娩に進む勇気も

気力も持ち合わせていない。

わたしには無痛分娩の選択肢しかなかった。

最後はワガママを聞いてもらえた。

先生方は万が一に備えて準備をしてくださることに。

 

この医療センターは小児科専門病院なので

大人のわたしに何かあった場合は

(子宮の傷が破裂した場合や硬膜外血腫)

別の病院へ搬送されることに。

 

ラミナリアの処置が開始。

死産などの処置の場合、

まだまだ子宮口が閉じている時期なので

信じられないくらいの激痛でした。

この痛みに耐えられるなら、無痛分娩しなくても

たえられるのでは????と思うほどでした。

5本を子宮口に入れたところでこの日は終了。

この5本を水で膨らませるそうです。

 

5本入れたまま就寝。辛い、痛い!

その後、元気な赤ちゃんを抱けるなら

痛い先にご褒美が、とおもえるのだけども。

なんのご褒美もない。目標も失ったまま

ただひたすら分娩のための処置へ進む虚しさは

なんとも言い難いものだった。

 

 

 

28日(火)

早朝、前日に続き処置室へと呼ばれる。

処置室の扉をあける手が震える。

女性の先生がラミナリアをできれば11本入れたいと

爽やかに言ってくる。

めまいで倒れそうに。

 

結局、追加10本で勘弁してもらった。

 

夕方17時に子宮の開き具合によっては

追加5本を入れたいと。

 

遂にギブアップ!!

 

そこで先生

 

「じゃあ、子宮のさらにら奥を拡張する

 バルーンに切り替えましょう」と。

 

つかの間ホッとする。本当につかの間 !

ラミナリアを抜くときに悶絶してしまう。

 

無痛分娩前に、こんなに痛いおもいをするとは夢にも

おもっていなかった。

 

夜はバルーンと共に就寝だが、寝れやしない。

下腹部鈍痛。

 

そして

 

2分間隔で10秒の痛みから30秒の痛みへ。

22時半までその痛みに耐えるが

精神安定剤を飲んだ途端に

朝4時まで眠りに落ちることができた。

 

薬さまさま。