前回
続きだよ
乳房再建手術
太ももの脂肪と皮膚の一部を
胸に移植するという凄い手術
2018年当時、周りにこの手術をしたよ
という人とは出会えなかったし
情報も全くなかった
この手術を提案した
がん研有明病院のHPにも
当時は術式については書いてなかった
貸し出しされたDVDにはチラリと
紹介されていたが、イラストのみ
再建後の胸や太ももの
画像は残念ながら出てこなかった
代わりに
DVDの乳房再建の講義で
主治医のおかしな言動に
一人ツボっていた
下垂したお胸を
『お疲れモード』
と表現していた…
疲れとらんわ!
きっと授乳やらで頑張ったんだよ
まぁ…当時先生も30代で
ババァの頑張りまでは
わからんかったのだろう
ジジイになったから
そろそろ老いもわかるだろう
術後感染症や太ももの再建
40→41歳
人生の折り返し地点
私の人生、不思議なことがおこるわ
と当時、思ってた
またこれからどなるのかな
生活できるのかなっ
痛いのかなと
不安な気持ちと
新しいことが好きなので
未知のことにワクワクする
気持ちと様々な感情で
ふわふわしてました
肉芽って言うそうで
再生しようと元気に育ってます
自分の体ながら生命の神秘(?)を感じ
途中から何か別の生き物を育ててる
あったかい気持ちになってました笑っ
毎日毎日世話したからな
先生方が
『元気な肉芽だね!いい感じ!!いいね!!』
って
モデルを相手にしてるかのように
写真をパシャパシャ撮ってました笑
なんなんだろう
この謎の肉芽励ましタイム
当時、吹きそうになってました笑
医療者ってやっぱ変だわ
そして
ヒゲメガネ先生からは
半年以上したらまた縫い直しすると
予告されるのだが…
この時は
『はっ??えっ!!
手術したばかりで?
今もてぇへんなのに?
また縫うなんて…
やだな…
とくに必要なければ
縫わなくてもいいだろよ。』
と口に出さなかったが、内心思ってた…
この人本当に、平然と恐ろしいこと
ニコニコさらっというんですよ…
傷に塩をグリグリ塗り込むというか…
またゆるふわでたよっと
天然というのか、人の気持ちを
もてあそぶというか笑
この時、確か
3週間位は2日に1度
通院してました
放射線治療してるがん友や同室の友達
感染症で入院した時の同室の
目の腫瘍や胃がんの人と
良く会ってたっけ
なので、通院がてら知り合いに
病院行けば会えたので
楽しかったです
閉じたけど
かさぶたが出来たり
皮がよくむけたっけ
汚ない傷となる
予告したヒゲメガネ先生の
縫い直しの意味が
この頃にわかるようになる
盛り上がったところは痒い
ひきつれて痺れたりしてました
次回、傷の縫い直しから現在までの太ももの経過
に続く
おっ楽しみに~
●大量出血のはじまり
はじめから