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私の会社は前書いたあの人ほどひどくないが
なまけ癖がついている人が多い…
去年、私は信頼していた先輩の不正行為に気付いてしまった
その時はとにかく震えが止まらなくなって
「え…なんで?」
「どうしよう…」
「いや…何かの間違えだろう…」
「もう一件見つけたら…」
と一旦自分の中で処理をした
だが、同様の不正が同じ日にあと2件見つかった
その不正は、電話をかけていて担当者の名前を聞いていないのに
適当に名前を入れていたということ
担当者はその日はいないので後日
本来であれば先輩が電話をかける
これだけ書くとなんだ…そんなことか…
と思うかもしれない
だけど私たちの仕事においてこれは大きな不正
私が気付いたのは、その先輩が電話していた先を
私が引き継いで
「○○さんいらっしゃいますか?」
と聞くと
「え?私ここに10年勤めてるけどそんな人いませんよ?」
と言われた
○○さんは田中・鈴木・佐藤などの一般的にある名前が書いてあった
逆に同じ苗字の人がいたら信用問題だ
いなくても
「え?この会社の人何言ってるの?」
となる
これが1日に3件も見つかったのだ
幸か不幸かこの日先輩は休みだった
私は2件見つけた段階で上司に
他の部内のメンバーには知られたくない話があります
と連絡した
そして、2人で話をした
だが、この話は上司と私だけで済ませられる話ではなかった
たまたまこの時期上司のポジションに同僚がきて
上司はその上に上がることが決まっていた
こうして上司と私、そして同僚も加えて話し合いが行われた
結果として…
「一番ショックなのはまるさんだと思う。
先輩を信用してたからね。
でも私たちはそうでもないんだ…
こういうことしてるだろうって思ってた。」
とまさかの展開に…
そう、この先輩の不正はこれだけじゃなかったのだ
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