息子が年中さんになった時…
買い物に出ている先でこんなことを言い出したのだ
「あのね…スタートゥインクルプリキュアの靴が欲しい!」
私と彼氏は固まった…
とうとう来たか
というのが私の率直な気持ちだった
今までもプリキュアのお菓子を欲しがるので
私や祖父母が買ってくれるということはあった
お菓子なら消え物だからいい
彼氏はその考えだった
彼氏はどちらかと言えば 【THE 男】
ただ、息子を傷つけることは言わない
だが…私も彼氏も息子が傷つくことだけは避けたかった
靴となるとさすがに目立つ
しかも今息子が欲しいと指さしているのはピンクのプリキュアが載っている靴だ
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私は息子のしたいことをさせてあげたいと言いながら
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息子は初めてプリキュアのお菓子以外を買ってもらってかなり上機嫌だった
帰ってきてすぐにあけて
「プリキュアーかわいいー」
「写真撮ってー♪」
坊主なのにプリキュア…
彼氏はとても心配していた。
保育園に着ていくというのではないか?
着て行ってもいいけど…息子が傷つくのではないか?
私もそこは懸念していた
その懸念が当たったのだ
「息子君ねー…このプリキュア保育園に着ていくの♪」
どうしよう…
保育園は制服で行って体操服に自分で着替える。
その時は年少・年中・年長みんな同じ部屋で園に来た人から着替える。
確実に見られる…
息子をどう説得しよう…
いや、着せて行った方がいいのか…
悩んだ…
私は人一倍心配性だ…
そして自分の子どもが傷ついてほしいなんて思う親いないだろう。
だが…息子は私が心配するよりもしっかりしていたのだ。