【音楽】W. A. モーツアルト:ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456 | Spinnaker's Music Clipboard

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クラシック音楽をこれからお聴きになりたい方々に向けて書き綴った「クラシック音楽ご案内」ブログです。どうぞご厚誼の程よろしくお願い致します。



ピアノ:内田光子 Mitsuko Uchida
指揮 :ジェフェリィ・テイト Jeffrey Tate
演奏: イギリス室内管弦楽団

00:00 - Allegro vivace
11:59 - Andante
22:31 - Allegro vivace  演奏時間:29分52秒



1784年、モーツァルトは、ウィーンにおける最高のピアニストとして、貴族の館や劇場で

催される演奏会に毎日のように出演したり、また貴族・良家の子女のために作曲やピアノを

教えたりするなど、多忙な日々を送っていました。いわゆる”寵児””天才”モーツアルトの

人気は凄まじく、独演コンサートを連日のように続けたと謂われています。


この第18番は、1784年に作曲された一連のピアノ協奏曲(第14番から第19番)の中の

ひとつで、1784年の9月30日にウィーンで作曲され、オーストリア出身の盲目の

ピアニスト マリア・テレジア・フォン・パラディスのために作曲されたものです。

恐らく同年にザルツブルクで出会ったパラディスのパリへの演奏旅行のために作曲された

ものと考えられています。


翌1785年2月13日に、モーツァルトはラスキ婦人というソプラノ歌手の演奏会に客演し

その際に、このピアノ協奏曲を演奏したそうです。

演奏会には、この年の2月から4月まで、息子の様子を見にウィーンに来ていた父、

レオポルトも、隣席し、また同じくあの皇帝ヨーゼフ2世も臨席していましたた。

演奏が終わると、レオポルトは作品の美しさに感涙し、皇帝ヨーゼフ2世は「ブラヴォー、

モーツァルト!」と叫んだという逸話が伝わっています。

ー以上、Wikipediaよりかなり転載させて頂きました。


ウィーンでのモーツアルトは、その才能故に絶大なる人気を誇っていました。一連の

ピアノ協奏曲は、その華やかな一面を、よく表現しています。


しかし、思い出してください。1791年12月に彼は病没してしまいます。あと6年でした。


このことが、彼のこの後の作品に色濃く表れ始めます。

ピアノ協奏曲第20番以降には、”晴れやかさ”というより”澄み切った”という方がぴったりと

くる旋律が現れ始め、”哀愁”の色濃いメロディに溢れ始めます。


モーツアルトが、無心に天才のキラメキを曲に籠めた時間は、わずかに数年に

過ぎなかったことを思い起こしてください。


⇒ 【音楽】W. A. モーツアルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K. 466 へ続きます。