我が家とベトナム旅行 3月23日 | 火星美人の別居のち同居の日記

火星美人の別居のち同居の日記

2014年8月5日、嫁さんと別居しました。
4回目の結婚記念日でした。
そして2年の予定が4年になって、2018年10月にやっと再同居。
我が家の話、もうちょっと続きます。

3日目、だいたい生活リズムのようなモノができてきた我が家

「起きるか」「フォー屋がしまるしね」

と7時頃には起床するように。

うちは朝風呂にはいるのですが、

さすがに日中ムンムンの湿度と高温のハノイで行動すると

からだが汗だく、そしてホコリだらけになるので、

毎夜、シャワーを浴びてから寝ております。

 

そうなると、朝の準備がはやいもので

「とりあえず日焼け止めだけ塗ったから、飯食いに行くか」

と嫁さんの準備が整うわけです。

私も寝癖があっても帽子をかぶれば外に出られます。

 

ホテルがホアンキエム湖の近くで、

そのホアンキエム湖のまわりにすべての目的地が配置されているので

なにかあればいったんホテルに戻れば良い

というのも強いですね。いいところだ。

 

ということで、3日目の朝食は鶏のフォー

Phở gà Hương Trà

こちらは昨日の鶏フォーと違い、モツも入っています。

金柑、ハツ、レバー、砂肝など。火の通ったレバーが苦手な私も食べられるおいしさ。

味は意外にさっぱり。1杯をするするっと完食しました。

お店があるのが食肉市場通りの先なので、途中にはかなり独特なディスプレーのお店も

鶏にバラが…刺激的。バラ、このために買ってるんだろうなあ。

 

で、ここからちょっと歩いて

朝食2軒目。おこわのお店です。

Xôi Yến

全部のせで2種類。頼みすぎました…。これで完全に満腹。

暑いとちょっと食欲が減退するね。

なんて言いながら、とりあえずホテルに戻っていったん休憩。

 

でも旅行なのに部屋で寝ててもなあ。

 

ということで、散歩して消化することに。

それであれば、カフェでお茶の効果を摂取するのも良いだろうな!

ということで、カフェへ。

ホテルの近くにあるハノイ大教会の通り、そこから少し離れたところのカフェです。

 

ハノイは2~3階建てのカフェが多く、どこもバルコニーが作ってあります。

「あそこから街を見下ろしたい!」

とずっと叫んでいた私の欲求が満たされることになったのです。

こんな感じ。もっとなんていうか、湖とかの近くとか、広いとおりの前にすればよかった…

ただ、そういうところは既に客がたくさん居るんですよね。しかたない。

消化が促進されそうな花のお茶と、ハノイの定番らしいアボカドスムージー。

結果、消化は進まず、満腹感が増強されたのでした。

 

やはり歩くしかないか。

と街をあてもなくぶらぶら、ぶらぶらぶら。

いろんな細い路地を通って写真を撮っていたら

「行く候補に入ってる店に着いてしまった…」

「でもブンチャーは初日のDuong'sでけっこう満足しちゃったしなあ」

「まだお腹減らないよね」

「食べられないと思う」

と話していたら、オカミにむりやり店に通され、セットが提供されました。

まあ、ランチに食べるか…。

 

ブンチャーは

Bún Chả Đắc Kim

有名店です(写真の通り、ミシュラン載ってます)

実はここ、10年前のハノイ旅行の1食目のお店でした。

当時の様子は↓

ずいぶんと様子がかわられて…。

この左隣と、道を挟んだ向いの家、すべてこの店になってました。

しかも満席。すごい。

 

で、当然ですが、まったく食べられず。おいしいんだけど、完食はムリ。

半分ほど食べて、また街歩きの散歩に出かけ…るのも腹がツラくて…ホテルに帰るのでした。

 

で、ホテルでしばらく横になった後

ホテル近くのお店で服を買ったり、焼き物を見たりして

「まったくお腹が減らない…」

と嘆き続ける時間が2~3時間。

またホテルに帰って「どうしよう…夕飯食べられる?」「ムリかもしれない」と

そんなこと言ってたのに「料理を見たら、食べられるんじゃないだろうか」

となぞの理論が発表されて、「寝てても仕方ない。行くか」と。

向かったのは、ヤギの店。

Lẩu Dê Nhất Ly

今回の目的のひとつが「ヤギを食べる」でした。

 

ヤギの剥製がお出迎え。これを見て「おいしそう」という我が家の感覚、相当おかしい。

 

早く着いたわけではないのですが、客はゼロ。

店内の電気は消えていました。

 

おそるおそる店に入ると、「しかたない、仕事するぞ」とお店がオープン。

貸切状態なので、店員さんがつきっきりで

Google翻訳を使って料理を説明して、焼いて、食べ方も教えてくれました。

彼女の写真も見せてもらったりして、いい人だった。

山羊の肉とやぎのおっぱいの肉(名物)。ハーブと食べるとどんどんイケるのです。

残念なくらい臭みがなく、とても美味しい肉でした。

で、調子に乗って、「旅行だし。もう来れないかもしれないから」と追加注文。

鍋。鍋セット一通りです。さすがに多かったなあ。

さらにお腹がいっぱいになって、店員さんも呆れたのかどこかへ行ってしまいました。

 

とはいえ、ヤギ欲は満たされたので、大満足。

「もう胃のスペースがまったくないので、今夜は帰って寝るしかない」

と思っていたのですが、珍しく嫁さんが、「デザート食べたい」と。ほんと珍しい。

 

ということで、人生初チェー。

Chè 4 Mùa

ここも人気店らしいです。そしてここも…

バルコニーがあるのです。

とはいえ、チェーは氷を使います。

私、アジア旅では川魚と氷を避けていたんですよね。

川魚は泥臭いから。

氷は食中毒のリスクが高いから。

まあ、どちらも90年代後半の意識ですが。

 

で、おそるおそる食べてみると

おいしい!蓮の実のペーストが、嫁さんのお気に入り。

「これは…毎日食べられる…!」と嫁さんが怖ろしいことをいってまいた。

 

この冷たさで胃はちょっと楽に…と思ったら腹痛がじわじわ。

急いでホテルに帰ることになるのでした。

 

そしてバルコニー席を体験してわかったことは

「室内の方が涼しい。そして外はうるさい」

ということでした。ハノイらしい…。

 

明日は早朝からツアーです。いやあ、波乱のツアーでした。

つづく