購入した約6万円のノイズキャンセリング・ヘッドフォンを装着し
「いざ、仕事!」
となった私。
「おお、最新技術!」
とそのノイズキャンセリング性能の高さにおどろきました。
でも驚くだけでは終わらないのです。
すばらしい能力には、同じだけ犠牲が伴うのかもしれません
というか、私がちょっと合ってないのかもしれません。
音が消えても振動が伝わってくるのは仕方ないでしょう。
それが「ドドド」の振動で、ちょっと心拍数が高くなってしまう効果があったとしても
ノイズキャンセリングの性能の範疇ではないので、文句は言えません。
それはもうあきらめていました。
それ以外のノイズキャンセリング、つまり消音は素晴らしいのです。
ただ、素晴らしすぎて
「キーボードをたたく音が聞こえない」
のです。
これはですね、かなり変な感じです。戸惑います。
年々ダメなライターになっていってるので
キーボードはソフトタッチ、なんなら触っていることを感じさせないくらいがいいのです。
あんまりキーの高さが高かったりすると、とたんに肩が凝ります。
だから、今使っているキーボードは、かなりソフトで、キーを押し込む距離も短く
その分、静かなんです。
でも、やっぱり文章を打ち込んでいるときは
カチャカチャ
とキーボードの音がします。
これを気することは、ここ数年なかったんですが
どこかやっぱりリズムをつくっていたらしく
無音になると、めちゃめちゃ不安。
指は動いているし、画面に文字は現れているけど、無音。
これ、地味に気持ちが悪いです。
そのせいで、めちゃめちゃミスタッチが増えます。
人間って、ほんと些細なことでダメになる生き物なのですね(私だけかもしれませんが)
たとえて言えば、おかきやポテチを食べているのに
パリパリ、ガリガリという咀嚼音がない感じ。
これ、実は結構、ツラいですよ。
味は五感で感じていると言いますが
仕事も五感でやっていたんですねえ(嗅覚はほとんど関係ないけど)
まだあります。
(まだあるんです)
とにかく消音効果が高いので、工事の音が消えると
世界は無音です。
すると、宇宙空間に放り出されたような感覚になります。
よく映画で、宇宙船の船外活動を初めてしたときの演出で
音がサッと消えて、キーンというような甲高い音が入ることがありますが
まさにあんな感じです。
聞こえてないのでしょうが、どこかでキーンとなってる気がします。
これが地味に気になる。
そして、宇宙繋がりじゃないですが
ヘッドフォンなので、耳がすべて覆われています。
なんだか、そこだけ真空になった気がするのです。
どういうことかというと
鼓膜が外に向けて引っ張られているような
ときには逆に押し込められているような
変な内と外からの圧迫感があるのです。
これも地味に気になる気になる。
ということで、なかなか仕事をする環境としては、ちょっとリスクが高い。
集中力が削がれる感じはします。
でも、音が聞こえているよりはマシなんですが。
「慣れるしか無いな」
とあきらめて…というか覚悟を決めて、仕事に臨むことにしました。
でもやっぱり着けると↑の2つは気になります。
そして、たま~に嫁さんが在宅勤務しているとき、ミーティングしたりするのですが
とにかく嫁さんの声がでかい。あるいは英語がずっと聞こえている。
これも仕事が進みません。
そんなときも「ノイキャンだ!」と嬉々として装着してみたのですが
そうです、声は通すのです。
めちゃめちゃクリアに嫁さんのミーティングの声が聞こえてきました。
まあ、そりゃそうだし、しかたない笑
ということで、導入からいろいろ欠点が見つかったノイズキャンセリング・ヘッドフォンと私の関係
もうちょっとだけ続きます
