2016年8月28日頃
宇宙船乗船、4回目。
いつものように、お昼寝の時にトライしました。
最近失敗続きだったので、今回もダメかな~と思っていたら、急にふっと、たどり着けました。
到着地はいつもの、宇宙船壁面に設置されているワープ装置らしい。
(ワープと言っても、異次元間を移動できる装置。)
いつもマークさんがそこを覗き込んで待ってくれているようです。
到着すると、いつも必ず最初に彼の顔が見える。
それで、「いつも待っていてくれて、ありがとうございます。」と言うと、
「君が来る前に、連絡が入るからね。」と。
どういう風にオーガナイズされているのか、わかりませんけど…。
(私は事前にマークさんに連絡していません。)
今回は、到着早々に彼が私に、船内を案内しようと言いました。
「そろそろ、君も知りたいだろうからね。」と。
いつも思うのですが、まったく心を読まれている。。。
私はいつも、この同じ部屋ばかりに到着して、いつもこの部屋しか見られないけど、ほかはどうなっているのかとても気になっていました。
私の席がある部屋は、たとえば6畳間を4つ細長く繋げたようなサイズの、細長い船室なのです。
それがこの宇宙船の全体なのか、それとも小さな部屋の一つでしか無いのか…。
宇宙船全体の形状は、どんな形なのか…。
私は興味津々でした。
宇宙船の内部のデザインは、現在私たちが知っているロケットや宇宙ステーションのような感じではなく、スターウォーズの世界のような感じです。(重力がある前提での設計。)
壁や床などは、私の目には金属とかプラスチックとか、窓はガラスのように見えるし、どれも地球人にとって違和感の無い素材のように見えます。
唯一、ワープ装置の扉(次元と次元の仕切り)部分だけが、よくわからないぐにょぐにょした、液体のような気体のような感じに感じられました。
まず最初に、隣の部屋に続く廊下に出ました。
廊下に出たとたん、そこに沢山の人たちがいて、にぎやかでした。
たぶん15人くらいはいたかな。
グラス片手にわいわいやっているような雰囲気でした。
地球人のような外見や、昆虫の顔?とか不思議な顔をしたヒューマノイドの人たちの他にも、よくわからない妖怪みたいなのもいるようでした。
ヒューマノイドの人たちは皆制服を着ており、みんな楽しそうに何か話してました。
彼らの横をサッと一瞬で通り過ぎただけなので、あまりよく観察できなかったのですが、一番インパクトが強かったのが、真っ赤なヒドラか、もしくは細いタコ?みたいな生き物でした。
広げた足の先から先までで3~4mありそうな大きな生き物で、壁に張り付いているような感じで佇んでいて、その色が赤い火のようだったことが印象的でした。
肉体ではなくて光だったのか? よくわかりませんが…。
これらの存在すべてが火星チームのクルーなのかどうか、わかりません。
わずか3秒ほどで廊下を通り抜け、次に見た部屋は…
「ここが動力室だよ。」
この船、まるでスターウォーズに出てくる宇宙船みたいなんですけど、こういった部屋も10畳程度の八角形みたいな形をした小さめの部屋で、これもなんだかスターウォーズの世界ぽい感じ。
部屋はがらんどうで、中央にある台の上に、直径1mほどのガラスの球体みたいなものが設置してあり。
その中に、動力源である物質か何かが格納してあるらしい雰囲気でした。
でも、私にはそれがとてもまぶしい光の球体に見えました。
まだ私には、それが何なのか認識すらできないから、彼はこんなに簡単に私をここに案内してくれたのかもしれないと思いました。
すぐに動力室を出て、また廊下を歩く。
今度は地球人ぽいタイプの人たちが、地味に数人いました。
そしてまたすぐ、次の部屋へ。
次の部屋では…
「艦長を紹介しよう。」
とマークさんに言われて、私の前に座っていた恰幅の良い男性がサッと立ち上がった。
身長は軽く2mを超えていたかもしれません。
胸板も厚く、がっしりした体形の、白髪に白く短いヒゲのある男性。
髪の色などのせいで、地球人の感覚では60歳くらいに思えるけれど、なんだかとても、圧迫感を感じるようなすごいエネルギーがありそうな雰囲気でした。
年齢とかよりも、実際に彼の持つ活力というかエネルギーは、相当強いのだろうと思いました。
一瞬の会見だったのでじっくり見ていないのですが、彼の背後には横幅2mくらい?の壁掛けテレビみたいなスクリーンがありそうな雰囲気でした。
しかし、ここもまた、3秒くらいで去って次の場所へ移動。
(各場所の滞在時間は大体3秒程度。)
私は艦長さんとは会話も交わさずでした。。。
船内散策(下) につづく。
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宇宙船体験物語 (1) はじめに ~ 初めての宇宙船