『アイドリッシュセブン』Third Beat!のアニメが終わりましたね。
このアニメを見始めた時、第3期始めの頃は、キャラクターの名前も覚えておらず、グループ名すら覚えてませんでした。
しかしアニメ自体のストーリーの面白さに夢中になり、Vita用ソフトを購入してプレイしたおかげで、今ではちゃんとキャラクター名くらいは把握できてますよ。
以下、感想まとめ。思い出したまま書いているので、順番とかめちゃくちゃです。
・オープニングが可愛い。歌も可愛い。全員可愛いけど、特に、最初の四角い枠の、陸の「おっ?」という感じの表情が可愛い。
次の四角い枠の、困ったような笑顔の大和が可愛い。大和は、第一印象「アイドルっぽくない顔。三白眼眼鏡」と思ってましたが、可愛い事に気付きました。
ジャンプするシーンの顔も可愛い!大和、可愛い!!
・セリフが面白い。前にも書きましたが八乙女親子の「日本の女は全員抱いてやる、くらいのスピリッツを持て!」「息子の前で言うセリフか?」がめっちゃ好き。女性向けアニメで、こういうアダルトなセリフのセンスというのが、珍しいと言いましょうか。
一織と四葉の学校にZOOLの一人(誰だっけ…。ゲームに出てないキャラは知らないや)が転校して来て、「バカか!?」と言われた時の一織のセリフ。「四葉さんなら、そうですが」みたいなやつとか。
まじ、この笑いのセンス、好き。
・何気ないシーンで、泣かす。24時間番組で、最初はわがまま放題だった環が、色々考えてるのを、三月が頭なでて褒めるシーン。それを笑顔で見つめる大和。そしてそれを観て、なぜか涙ぐむ私www
どういう感性?このシーン私も泣きました!って人、いるかな。
・Re:valeの結成秘話、みたいなのが描かれてましたが、万里は別に、顔に傷が付いた訳でもなく、変わらずイケメンくんなんでしょ?アイドルとしてではなく、裏方やりたい、という事らしいけど、たまには歌ったらいいんでねーの、と思っちゃったりして。だって、最初の2人のRe:valeが好きだったファンもいるんだよね?違う名前でユニット組めば?ダメなの?
バンナムのゲーム『アイドルマスター』に、秋月律子ちゃんというアイドルがいてだな。裏方になったけど、再びアイドルとしてステージに立つという話が、アニメにあったような。その時、ファンが大歓声で迎えて、感動した覚えがあるんだよね。万里の場合、そういう訳にはいかんの?
・何より、内容が鋭い。
前にも言いましたが、リアルにえぐって来る。
例えば、ファンの皆が仲良く団結して、全員を応援してくれてる訳じゃない。
ファン同士で諍いがあり、例えばIDOLISH7ファンでも、三月の事を大好きなファンもいれば三月うぜえ、と悪く言うファンもいる。
センターが代わる事を、良く思うファンもいれば悪く思うファンもいて、そこでまた諍いが起きる。
私が「ほぉ~!」と感心したのは、24時間番組のオファーが来た時の一織のセリフ。
「ゴリ押しは反感を買う」。
すっげえ!!
ゴリ押しされてるタレントが反感を買いやすい、というのは、正にその通りなんだけど、アイナナはアニメじゃないですか。
にもかかわらず、このリアリズム。
何だこのアニメ、何だこのセリフ。
アイナナって、すげえ!!
よくうたプリと比較されてるようですが、ファンタジー満載なうたプリとは、全然内容が違うと思うなあ。
実は毎週、レコーダーに録画して観ていたんですけど、消してない。BDにダビングして、取っておこうかしら、とさえ思っている。ZOOLという新たなライバルグループ出現で、面白くなって来た所での、つづく。エンディングも、「えっ、もう終わり!?」と思う所で差し込んで来たり、いつもと違うSEが入っていたり。この演出、上手いな!!まじこのアニメ、上手いな!!
いや~、次のシリーズが楽しみですな!待ち遠しい!